中川

こちらは綿100％のタートルニットです。
１枚で着れますが、
インナーとして愛用される方が多くて、
いまカラー展開は４色ありますが、
全色持っているお客様も多いです。
私は肩こりなんですけど、
このタートルは首と肩が楽です。
首が細く見えますけど、
やわらかくてすごく伸びるので、
締まりすぎないんです。

▲コットンのタートルニットは、からだのラインをきれいに見せるとびっきりのインナー。

――

インナーとして使う方が多いんですね。

中川

シャツやニットの下に重ね着する
カットソーのタートルってけっこう売ってますけど、
せっかくすてきなシャツやセーターを着ていても、
ペラっとしたタートルが見えると
すごくカジュアルな印象になってしまうんですよ。
それが嫌で、ニットで作りたいなって思って。
高級だけど、扱いは楽にしたくて、
これはネットに入れてタオルやほかの洗濯物と
一緒に洗えるようにしました。
汗も吸うし、ほんとに肌着感覚で着れます。
インナーとして上に着る服がきれいに見えるよう、
リブのしぼり具合や長さを工夫しています。
汗も吸うのでオールシーズン活躍します。

――

コットンの極薄ニットをインナーにするって
ニット工場ならではの発想ですね。
タートルニットの上に羽織っているは
薄手のコートですか？

中川

これはワンピースなんですけど、
表がウールで裏がリネンの生地を使っているので
あったかいんですよね。
だからわりと羽織りとして
着ているお客様が多いです。
ワンピースとしても、羽織としても重宝します。

▲素材のよさが目に見えてわかる極薄のウールリネンのワンピース。夏以外の３シーズン着られます。

中川

表面がウールで、あったかい。
そしてなにより摩擦が少ない。
洗濯機で洗ってノーアイロンでOK。
手入れが楽なんですよねえ。
mioasseの服は基本ノーアイロンなんです。
そして、最後にニットのベストをご紹介します。

田中

このベストはものすごくみなさんに
重宝していただいてるアイテムです。
レーヨン、ウール、あとカシミヤ少し、
アンゴラ少し入ってるので、
軽くてあったかくて。

▲丸くてかわいいベストは、コーディネートのアクセントとして大活躍！フレッシュな印象に。

中川

かたちは袖がないんですが、
ドルマンみたいに
肩をすっぽり包んでくれるので、
あったかいんですよね。
また、肩がないことで、
コートのかたちを崩しません。
袖が細いジャケットやコートも楽に着れます。
もちろん洗濯機はガンガン回せます。

――

洗濯機ガンガン。

中川

クリーニングに出さないといけないニットって、
わりと着なくなるので。
やっぱりコロナでデビューしたので、
一度着ると洗わないと気になってしまって。
だからmioasseは基本、
洗えるものにしてます。

――

手入れが楽で、着ているときも楽だけど、
きちんとして見える服っていいですねえ。
東京でははじめてのお披露目になりますが、
来てくださるお客様にひとことお願いします。

田中

自分たちがあったらいいな
と思うものに共感してもらって、
ものを通してつながっていくことの喜びを
一緒に分かち合えることが、
私たちの原動力になっています。
きっとこの人に似合うなあって思っておすすめして、
お客様が「わー！いいでしょー！」ってよろこんでくれて、
周りの人も「すごく似合ってきれいだわ！」って。
気に入ってくれて、また買いに来てくれて、
一緒におしゃべりして‥‥。
そんなやり取りの楽しさをお互いに味わえるような、
人とのつながりができればと思ってます。

――

今日はありがとうございました！
TOBICHI東京での開催が楽しみです。
会場には田中さんと中川さんがいらっしゃるので、
お近くの方はぜひいらしてくださいね。