「どんな聡明な人でも、失敗はする。
背筋が寒くなるけれど、
読みだしたら止まらない」
糸井重里が以前、面白く読んで、
コメントを寄せた世界的ベストセラー
『失敗の科学』という本があります。
著者のマシュー・サイドさんが
急遽来日されるということで、
糸井にも会いに来てくださいました。
「失敗」を未来への力に変えるには、
どんな考え方でいればいい?
マシューさんがいくつもの著作を通じて
伝えようとしてきた、根底にある
思いの部分を教えてもらいました。

>マシュー・サイドさんプロフィール

Matthew Syed(マシュー・サイド)

1970年生まれ。
英『タイムズ』紙の第一級コラムニスト、
ライター。
オックスフォード大学哲学政治経済学部
(PPE)を首席で卒業後、
卓球選手として活躍し、
10年近くイングランド1位の座を守った。
英国放送協会(BBC)『ニュースナイト』のほか、
CNNインターナショナルや
BBCワールドサービスで
リポーターやコメンテーターなども務める。
日本語で読むことができる著書には
『失敗の科学(Black Box Thinking)』、
『多様性の科学(Rebel Ideas)』、
『勝者の科学(The Greatest)』
『才能の科学(Bounce)』がある。

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    失敗の科学
    Black Box Thinking

    マシュー・サイド 著

    「10人に1人が医療ミスという
    実態がなぜ改善されないのか」
    「墜落したパイロットは
    なぜ警告を無視したのか」
    「検察はなぜDNA鑑定で無実でも
    有罪と言い張るのか」
    オックスフォード大を首席で卒業後、
    卓球選手としても活躍し、
    2度五輪代表になった経歴も持つ
    異才のジャーナリストが、
    医療業界、航空業界、グローバル企業、
    プロスポーツチームなど、
    さまざまな業界を横断し
    失敗の構造を解き明かした一冊。
    失敗に通じる「見えない原因」と、
    一流組織が備える、失敗を防ぐための
    「学習システム」について学べます。
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