2020年の年末、ほぼ日は
神田の町に引っ越してきました。
はじめてのこの町をもっと知りたいし、
もっと知ってほしいと思っています。
そこで、日本全国のすべての市町村を回った
若き写真家、かつおさんこと仁科勝介さんに
神田の町を撮ってもらうことにしました。
自由にやってください、かつおさん。

>かつおさんのプロフィール

かつお|仁科勝介(にしなかつすけ)

写真家。1996年岡山県生まれ。
広島大学経済学部卒。
2018年3月に市町村一周の旅を始め、
2020年1月に全1741の市町村巡りを達成。
2020年の8月には旅の記録をまとめた本、
「ふるさとの手帖」(KADOKAWA)を出版。
写真館勤務を経て2020年9月からは独立。

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#018

昼の神田駅前

学生時代は広島にいましたが、
広島で社会人の方々と会話しながら、
「東京で集まるなら、神田だよね」
「うんうん。宿も神田で泊まることが多い」
と盛り上がっていた日があって、
神田を詳しく知らない、学生のわたしにとっては、
「そうなんだ!」という驚きそのままに、
神田をはじめて意識するきっかけにもなりました。
その会話の中では、
「行きつけのお店がある」
という共通事項があって、
だからこそ、東京へ出張で来た人にとっても、
神田は居心地が良いのかなぁ、と感じていました。

それから時が経ち、今となっては
わたしも神田を訪れる機会が増えました。
実際に神田駅前の通りを歩くと、
居酒屋におでん、串カツにお寿司、そしてお好み焼き。
いくつものお店が、隣り合わせに並んでいます。
あたらしいお店もあれば、時代を感じるお店もある。
どのお店に入ればいいのかなぁ。
実はまだ、行ったことのないお店ばかりです。
そうはいいつつ、一人でもいいから、
いろいろなお店に行ってみよう。
と昼間なのに、これから先のことへ、
胸を密かに躍らせながら、
昼の神田駅前で、写真を撮りました。

2021-04-12-MON

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