
緑に囲まれて深呼吸する。水を与えて話しかける。
植え替えや剪定で時を忘れる。
新芽を見つけると興奮する。
食べものも、空気も、地盤も、
私たちを取り巻く世界はすべて
植物に守られている。植物は仲間だ。
いつもありがとう、植物!
「生活のたのしみ展2023」にも
いま注目の植物がやってきます。
「みどりの葉奏音(ミドリノハート)」は
次世代の土「フューチャーソイル」を使用した
土を使わないインテリアグリーンのお店です。
オンラインショップのほか、
日本橋高島屋S.C.新館3階に店舗があります。
第4回
植え替えたい
- ──
- 植物を育てるのにおすすめの環境は、
おおむねどんな場所でしょうか。
- 林
- 日中に明るい陽射しが入ってくる部屋です。
直射日光というよりも、
レースのカーテン一枚隔てた、
あわめの自然光が入るような場所が適しています。
あとは、風通しも大事です。
換気のために窓を開けられる
部屋がおすすめです。
- ──
- 私は夏、サーキュレーターをかけています。
- 林
- 夏場はサーキュレーターもおすすめです。
しかし、エアコンの風は苦手です。
- ──
- サーキュレーターはいいのに、
エアコンは苦手なんですね。
- 林
- エアコンの風が直接あたったりすると、
乾燥で元気がなくなります。
サーキュレーターの風も、
葉っぱがすごく揺れるよりは、
全体にふんわり空気が動く具合がベストです。
- ──
- いま、私の育てている壁掛けタイプの植物が
すごく伸びているのですが、
切ってもいいですか?
オキシカルジュームがすごく垂れ下がってきて。
▲切り戻ししても大丈夫。
- 林
- はい、大丈夫です。
とくにオキシカルジュームは伸びが早いので、
茎のプツプツの下あたりで切ってください。
そして、少し余分な葉っぱを落とし、
切ったプツプツがお水につかるように
差していただくと、
プツプツからまた根っこが出てきて増やせます。
そのまま水耕栽培にしてもいいですし、
壁掛けタイプのフューチャーソイルに
あらたに切れ目を作って、スポッと入れて、
モサモサを増やしたりもできます。
- ──
- 切れ目を入れて
増やした植物を差し込んでもいいんですね!
- 林
- 自由自在です。
▲プツプツからあたらしい根が生えてきます。
- ──
- 菅野は壁掛けが好きなのですが、
きょんちゃんは、大きな鉢を持っていますよね。
- きょん
- はい。私、ウンベラータの大きな鉢を
ここで購入して、育てています。
▲きょん家のウンベラータ。
- 林
- ありがとうございます。元気ですか?
- きょん
- 元気ですぅ。
春になっていきいきとしているのが、
めちゃくちゃかわいいです。
- ──
- 「生活のたのしみ展」に
大きな鉢もいくつか来るといいなぁ。
- 林
- はい、大きな鉢をお好きな方も
たくさんおられますから。
- ──
- 大きなものも、
フューチャーソイルで大丈夫なんですね。
- 林
- そうなんです。
▲大きな鉢も、フューチャーソイル。
- ──
- 家にある、土で栽培している観葉植物も、
フューチャーソイルに植え替えていいですか?
- 林
- 大丈夫です。
ただ、植物は環境の変化に左右されやすいので、
一気に異なる素材に植え替えるより、
根元にちょっとだけ
元の素材を残してあげるとよいです。
- ──
- もとの土を少し根につけたまま、
ということでしょうか。
- 林
- そうです。
2割くらいをもとの土、
あとの8割をフューチャーソイルで埋めると、
なじみやすくなり、
植え替えの失敗が少なくなります。
- ──
- わぁ、そうか。
よし、がんばるぞ!
家の土の植物を、だんだんと
フューチャーソイルに変更したい。
- きょん
- 私もやりたい、やりたーい。
- 林
- 「生活のたのしみ展」では
フューチャーソイル単体も販売しますので、
家にあるものを植え替えたり、
水耕栽培で増やしたものを植え込んだり、
いろいろアレンジしていただけます。
▲フューチャーソイルで植え替えよう。
- ──
- エバーフレッシュやガジュマルまで
フューチャーソイルでOKなんですね。
▲いきいきしたガジュマル。
- 林
- はい。
大きめの鉢のものは、
さきほど言っていた、
液体の栄養分をあげても大丈夫です。
- ──
- 大きい鉢は、
大きいけど、土に比べてだんぜん軽いですね。
部屋の模様替えも、
らくらく移動できます。
- 林
- それはもう、
とてもやりやすいです。
- ──
- あとは、鉢底に穴があいていると、
水やりのときに、
鉢底の皿にお水がたまったりして
捨てなきゃいけないですよね。
あれも土だと、重くって。
▲鉢が、かるがる移動できます。
- 林
- そうなんです。
そういうときも、
フューチャーソイルだとらくです。
- ──
- もう朗報ばっかりだと思うけど。
どうしよう。
- 林
- ははは、
ありがとうございます。
(明日につづきます)
2023-04-24-MON
-
土を使わない植物のお店

生活のたのしみ展2023に、
土を使用しない観葉植物がやってきます。
フェイクグリーンではなく、生きている植物です。
虫がよりにくく、病気になりにくく、
土が入っていないので清潔で軽いのです。
壁掛けのように寄植えもでき、
キッチンや寝室にグリーンを迎えられるのも魅力。
鉢穴が要らないのでお気に入りの容器で育てられます。
ひと苗ずつ660円から購入できます。