お気づきでしょうか？
今年の夏、台湾人が日本に遊びに行くのを
控えちゃったことを。
一説によると、滑り出しが半分だったと。
その理由は何か。

台湾では、たつき諒さんの
『私が見た未来』が流行りすぎちゃって
ビビっちゃったんです。
みんな信じすぎ。

『我所看見的未來 預言』で検索すると、たくさんネット記事が出てきますよ。どうやら信じちゃったのは台湾だけじゃなかったっぽいです。右が台湾版。

　

ご存知ない方のために少し説明すると、
『私が見た未来』は、作者の夢日記を描いた漫画で、
絶版になっていたのですが、
東日本震災をぴたりと当てていたことから
騒がれはじめ、2022年に完全復刻版が登場。
そのなかに2025年７月５日に大災害が起こる
という予言が書かれていたので、
それについて台湾人たちが、
日本よりだいぶ遅れて怯えはじめた。
というわけ。

　

オカルト好きなうちの小人は、
実は２年半前に「告知しなければ！」という
義務感に駆られて喋ってた。

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青木由香 Yuka Aoki(@taiwan_aokiyuka)がシェアした投稿

　

ちょうどそのタイミングで
沖縄に行ってたんですが、確かに空いてた。
台湾人、日本に来ていない！

事実（１）
台湾では、すでに子供たちは夏休み。
なのに台北からの飛行機を
ギリギリのタイミングで取っても
高くなかった。

事実（２）
那覇空港国際線出国時の
荷物検査の混み方がスカスカだった。

普段は１時間～１時間半待つのでミラクルな状態。行列用のベルトパーテーション、いらないんじゃないかと思いながらクネクネ歩いた。

　

事実（３）
那覇で、その日泊まるホテルが取れてなかった事件
（私がやらかした案件）があり、
当日の夕方に気付いて探したのに、
リーズナブルなお部屋がしっかり見つかった。

事実（４）
台湾人ママ友も、
「今年の夏は災害が心配なので出国しません」
と言い切ってた。

どこに行っても台湾人ゼロってことではなく、那覇の波上宮にはちらほら台湾人がいました。でも「何も起こりませんように」って笑いながらお祈りしてました。

　

このように、台湾は拡散・浸透が早く、
流行が簡単に作れてしまいます。
日頃から感じてましたが、今回もまた実感しました。

そして沖縄にいた７月５日の夜に
航空券の値段がガーンと上がり、
舐めて帰りの便を取ってなかった自分を恨みました。

とはいえ沖縄では、
「予言の日、７月５日じゃないらしいね。
７月中ってなってるみたいよ」
という話も聞きました。

え。日付更新してんの？？
それ台湾人知ってるかな？
台湾では、もうブームが去った感があります。
日本の経済の問題もあるので、
予言の更新はわざわざ台湾人には教えません。

　

「世界の終わりじゃなかったね」と
みんな言ってて、
振り回されたのを楽しんでた感じ？？もあるような。
予言が外れたからって、台湾の人たちは
あんまり怒ったりしないかも。
いいですね。