
- 今年の1月、祖母が亡くなりました。
女手ひとつで父を育てた祖母でした。
祖父は終戦間際に樺太で戦死したと聞いていましたが、
詳しいことは全く話さない祖母でした。
話せなかったのかも知れません。
それほど祖父が亡くなってから、
大変な生活だったのだろうと思います。 - 祖母の遺品の中に、
どうやって戻ってきたのかわからないけれど、
軍隊生活を綴った祖父の日記がありました。
ちょうど、父が生まれた年、昭和18年のものです。
父が生まれた直後に祖父は樺太に行くことになり、
その後は離れ離れだったようでした。
「〇〇(父)よ、丈夫に育ってくれ」
「▢▢(祖母)、〇〇のことを頼む」など、
残してきた祖母と
生まれたばかりの父のことを書き連ねている
祖父の日記を読んでいると、涙が止まりませんでした。
インクが消えてしまったり、
達筆すぎて読めなかったりするところはありましたが、
祖父の愛に溢れた日記帳を、
祖母は大事にお気に入りの缶に入れて、
誰にも見せずにとっておいたようです。 - 80年経って、いまごろどこかで
祖父と祖母が仲良く過ごしているのかも、と考えます。
そうであってほしいと願っています。 - (匿名さん)
2025-12-31-WED

