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読者のみなさんから届いたお便り #73

 
毎年3月になると、
東京大空襲のことがニュースになります。
凄惨極まりない戦争による大虐殺です。
しかし、空襲を受けた場所は、
東京だけではないと思います。
地方都市で、そこに生活していた
ごくふつうの市民が住み家を焼かれ、
殺害された事実が報道されていないだけです。
空襲を受けた地方都市の被害も、
なんらかのかたちで知らされていかなければ
ならないと思います。
自分が現在住んでいる場所の過去を知らずに
生活していると、
「戦争があった事を知らない人」が
増えて行くように感じます。
被害の規模や犠牲者の人数が少なくても、
一人一人に人生はあり、
それを奪われたことに
大都会も地方都市も変わることはありません。
小規模であっても
空襲で被害を受けたところが知れ渡ると、
小さくても、何かが変わるように感じます。
(こなゆき)

2025-10-22-WED

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  • ヴェトナム戦争/太平洋戦争にまつわる
    読者のみなさんからのお便りを募集いたします。

     

    ご自身の戦争体験はもちろん、
    おじいちゃんやおばあちゃんなどご家族や
    ご友人・知人の方、
    地域のご老人などから聞いた戦争のエピソード、
    感銘を受けた戦争映画や小説についてなど、
    テーマや話題は何でもけっこうです。
    いただいたお便りにはかならず目を通し、
    その中から、
    「50/80 ヴェトナム戦争と太平洋戦争の記憶」
    の特集のなかで、
    少しずつ紹介させていただこうと思います。

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    特集 50/80 ヴェトナム戦争と太平洋戦争の記憶