
- 祖父は中国へ出征していました。
大連を周り、戦後上海経由で帰国したとのこと。 - 出征時は20歳前後、
実家から遠く離れた駅から出発する際、
妹たち(祖父は10人兄弟の三男)が
泣きながら見送りに来てくれたそうです。 - その兄にあたる長男さんは、
南方のガダルカナル島で戦死されました。
出征前、
「うちはまだ弟妹がたくさんいるので、
どうかよろしくお願いします」と、
自分も通った小学校の校長先生のところへ
挨拶に出向かれたそうです。 - 飢餓が壮絶だったと聞く、ガダルカナル島の戦い。
どんな最期を迎えられたのでしょうか。 - 祖父も早くに亡くなり、
戦争の話を直接聞いたことはありません。 - けれど、祖父が50代で亡くなった際、
戦友の方が
「あいつが夢枕に立った」と遠くから尋ねてこられ
(家の住所も知らなかったのに、
◎◎町の◯◯と、
苗字だけで駅から探されたとのこと)
案内された墓前で号泣されたそうです。 - 祖父もその戦友の方も、長男さんも、
出征時は、20代の若者だったんですよね。
身が引き締まるような思いを感じました。 - (匿名希望)
2025-09-16-TUE

