第1回 「ゲキ×シネ」ツアーがはじまります!
シェフ
シェフです!
やえ
やえです!
モギ
モギです!
なんこ
なんこでーす!
山下
山下です!
‥‥せえのぉ、
モギ
え?
シェフ
ええ?
山下
感激団です!!
なんこ
なにそれー(笑)、漫才?
山下
いや、よくそういうのあるじゃないですか。
みんなで一緒に名乗るやつ。
シェフ
‥‥似合わないことはやめましょう。
山下
失礼しました。
いい舞台を観たので気持ちが高ぶって‥‥。
シェフ
えー、こんかいは‥‥
というか、こんかいも、になりますか、
劇団☆新感線の演目です。
なんこ
うん、番外編だったとはいえ、
前回の感激団も新感線だったよね。
モギ
どんだけ好きなんだ、と言われそうですが、
そうとう好きなんですよ、われわれ。
なにしろ「新感線にはずれなし」ですから、
みなさんにも安心してオススメできるし。
シェフ
それはたしかにありますねー、
オススメできる。
で、今回のオススメは、
『メタルマクベス』という作品になります。
やえ
原作はシェイクスピアの『マクベス』です。
山下
その古典の、
新感線版の舞台を観てきました!
すばらしかったです。
なんこ
おもしろかったー。
やえ
やっぱり、スカッとしましたね。
モギ
あたしなんか、

ぜんぜんおもしろかったもん。
シェフ
‥‥‥‥えーと、まずはですねみなさん、
さきほどから「芝居を観た」と
言い張ってますが、
われわれが観たのは、映画です。
モギ
‥‥あ。
やえ
‥‥そうでした、映画でした。
なんこ
そうだった(笑)。
山下
‥‥冗談ではなくて、忘れてました。
そうか、そうですよね。
いや、まいったな、
なに考えてるんだろ‥‥。
どこかですっかり
「舞台を観た」気になってました。
そうです、映画です、「ゲキ×シネ」です。
シェフ
ま、山下さんが混乱するのも
わからなくはありません。
ほんとうに観たような
気持ちになれるんですよね。
山下
はい、「ゲキ×シネ」、すごかったです。
モギ
ちなみに感激団の
第1回目で取り上げたのが、
「ゲキ×シネ」の
『朧の森に棲む鬼』
でしたね。
なんこ
「ゲキ×シネ」って、
舞台のライブ感を活かしつつ、
映像作品としても
面白い作品にすることをめざして
制作されているのよね。
やえ
映画館のスクリーンでも、
たえうるクオリティで。
シェフ
われわれは『朧』を
実際に劇場でも観ていて、
それはそれは感動したんだけれど、
場合によっては
むしろ「ゲキ×シネ」のほうが
カメラをたくさん使ってるので、
寄ったり引いたり動いたりっていう、
視線が動く快楽があったんですよね。
あと、セリフも聴きやすく、
わかりやすくて、
その点でも素晴らしかったという
記憶があったり。
モギ
その通り。
シェフ
で、『朧』より過去の作品にも
「ゲキ×シネ」になっている劇団☆新感線の
演目はいくつかあって、それらが
5月24日から東京で、
5月31日からは川崎
で、6月7日からは大阪で、
その後も9月20日から日本各地の映画館で
上映されることになったと。
モギ
すごいよね。
映像制作は「イーオシバイ」っていう
会社です。
シェフ
これはいい機会だ、と。
これなら読者のみなさんにも
追体験してもらえる、と。
そんなわけで、
劇団☆新感線の傑作といわれている
『メタルマクベス』の試写会に
お呼ばれしてきたので、
こんかいはその感想をお伝えしよう、と。
そういうことですよね?
やえ
はい、そうでした。
モギ
そこをすっとばしてた。
なんこ
普通にお芝居を観てきた感想で
はじめちゃったよ。
シェフ
じつはぼくも、
あやうくそうなるところでした。
そのくらい「ゲキ×シネ」は
「舞台」なんです。
モギ
で? 山下さんは、おおきなスクリーンで
「ゲキ×シネ」は、初体験なんだよね?
山下
ええ、『朧』は大きな画面のテレビで観て、
すでにその段階で
叫ぶほどすごいと思ったんですが‥‥
シェフ
そうそう、叫んでた(笑)、ほんとに。
一幕が終わったところで
「すごい! すごーーい!!」って、
立ち上がってたよ。
山下
はい。
なのですが、映画館のスクリーンで、
あの音響で観るっていうのは‥‥
いや、さらにものすごいことでした。
なんこ
鳥肌?
山下
鳥肌。
なんていうんでしょうか、
引きの絵‥‥
つまり舞台ぜんぶが写っているときなんかは
まるで、映画館のそこに
「舞台」があるんです。
やえ
あー、実寸で。
そこに演劇のセットがあるように。
山下
そう。
だからそこでもう、すっかり、
実際の舞台を観ている脳味噌に
なっちゃうんですよ。
まあ、これはぼくが単純だというのも
あるんでしょうが。
シェフ
いやいや、
ほんとに舞台があるかんじ、わかります。
山下
わあ、舞台があるなあって思ってると、
ググーッと
ひとりの役者さんの
アップに寄っていくでしょ?
もう、一瞬、わけがわかんなくなるんです。
シェフ
恐ろしいですよ、あれは。
山下
クラクラしちゃって、
生の舞台でそういう観かたは
できないことだし。
なんこ
そうなんだよねー。
シェフ
こんなふうに中年のおじさんも
感動しているように、
やっぱり「ゲキ×シネ」って、
すごいんですよね。
しかも、その「ゲキ×シネ」が
いろんな場所で
上映されるというではないですか。
これはもう、
ぜひ感激団としてオススメしなければと。
モギ
そう思う所存なのでございますね?
シェフ
はい。なので、ぼくらのおしゃべりは、
あたかも舞台を観てきたかのように
なってしまうんですが、
そこはそういうことだと、
汲み取っていただきたいと。
やえ
よろしくお願いいたします。
モギ
じゃあ、ぼちぼち、こころおきなく、
普通に感想をしゃべりましょうか。
モギ
しゃべりましょう!
 
(つづきます!)
2008-05-21-WED
 
協力 (株)イーオシバイ

最新のページ 次へ

いままでのほぼ日感激団。 メタルマクベス編
2008-05-21 「ゲキ×シネ」ツアーがはじまります!

今回の感激団メンバー
シェフ モギ なんこ
やえ 山下  


感激団による
「メタルマクベス」のあらすじ
 
くわしくは、こちら
『メタルマクベス』の 上映劇場と日程
ゲキ×シネ 『メタルマクベス』公式サイト
ゲキ×シネ 公式サイト
劇団☆新感線official site