わたしは、デンマークのスノーホイという田舎町に、半年間ほど留学をしていました。
約4年前、大学生の頃です。

そこで出会ったのが、『Hygge（ヒュッゲ）』という言葉。
これは、デンマークの心地よい雰囲気や過ごし方、心の持ち方を表すもので、
他の国には存在しない言葉なのだそう。

当時、デンマークの田舎町でヒュッゲな暮らしに触れたわたしは、
「大学を卒業して働きはじめても、心のゆとりをなくさずにいたいな」
なんてことを思っていました。

しかし、もう就職して2年と少し。
気づけば、余裕のない毎日を送る自分がいます。

仕事は楽しいし、プライベートもそこそこ充実してるはずなのに、
ふとよぎる「これでいいのかな？」という不安。

そこでもう一度、デンマークの暮らしに立ち返ってみようと思いました。

話を聞いたのは、友達のセバスチャン。
「海外で自分のビジネスに挑戦したい」という思いで
日本にやってきた、25歳のデンマーク人です。

そんな彼と話していたら、少しずつ、
心地よく生きるためのヒントが見えてきました。

日本語混じりの英会話を日本語にした
全4回、よければおつきあいください。