もくじ
第1回必要ないけど欠かせないもの。 2019-02-26-Tue
第2回「飲み会マジック。」 2019-02-26-Tue
第3回これからの向き合い方。 2019-02-26-Tue

1993年生まれ、愛知県出身の獅子座です。みんなで食べるおいしいごはんとたのしいお酒の席が生きがいです。下の名前は「ながこ」と読みます。

わたしの好きなもの</br>お酒

わたしの好きなもの
お酒

担当・溝部暢子

第3回 これからの向き合い方。

飲み会に行ってお酒を飲むのは楽しいけれど、
やっぱり疲れる部分もある。
雰囲気に飲まれてお酒を飲み過ぎて、
二日酔いになることもしょっちゅうだし、
家に帰って1人になった途端、
突然襲ってくる虚しさに飲み込まれそうになり、
気づいたら高アルコールチューハイを
手にしていることもある。

それでもわたしがお酒を飲む理由は何なんだろう。

この間、先述の日本酒バーでバイトをしていた親友と
お酒が飲めるようになって以来、おそらく初めて、
お互いにお酒を一滴も飲まずに1日を共にした。
彼女が日本酒をはじめとする美味しいお酒や
居酒屋に明るかったのもあり、
わたしたちはこれまで、会うたびに
お酒を酌み交わしていた気がする。

その日は、ふたりともしらふなのに、
アルコールの熱に浮かされているときと同じくらい
話題が尽きず、会話も盛り上がった。
お酒が入っていないと、
お互いに話したことを忘れないし、
話の内容もお酒を飲みながらするものよりも
深いところまで話せていいなとぼんやり考えていた
その帰り道、彼女が笑いながらつぶやいた一言に
わたしはハッとしたのだ。

「わたしたち、ついに一周まわってお酒を飲まなくても
 こんなに盛り上がれるようになったね。」

ああ、そうだ。
わたしが本当に欲しかったのは、
この親友との間にあるような、
お酒があってもなくても、どんなときでも
楽しく過ごせる関係だったのではないか。
そういう関係を築ける人に出会うために、
その人たちとの関係も、
一周まわせるようにするために
わたしはいつも飲み会に
参加しているのかもしれない。

飲み会もお酒も、不器用なわたしにとって、
コミュニケーションを円滑にしてくれる
魅力的な手段ではあるものの、
それ自体は目的ではない。
そこを履き違えしまうから、
わたしはお酒に飲まれてしまうんだろう。
お酒は百薬の長とも言われるけど、
やはり諸刃の剣だ。

ずっと好きでいつ続けられるように、
6年目になる今年も、上手に付き合っていけたらと思う。