『みんみ』~こどもの時間~
担当・瀧波 和賀
2歳の娘は、じぶんのことを『みんみ』とよぶ。
本名とは、冒頭の「み」しかあっていない。
ちなみに、フルネームを正しく発音することもできる。
だからこれは、娘がじぶんにつけた「あだ名」のようなものだろう。
あだ名というのは、ちょっといい。
「その他おおぜい」とは少しちがう。
愛着があり、個別なものに与える名前。
母である私も、敬意をこめて、彼女のことを『みんちゃん』とよぶ。
娘がじぶんを「特別で愛しい存在」だと思えるように。
そのあだ名に、願いをこめて、言霊にしているのだ。
子育てをしていると、「3つの時間」の我が子を感じる。
かこ・いま・みらい。
それぞれの娘を、同時に抱きしめているかのようだ。
これは、私と娘の、ささやかで幸福な、ある日のお話。
ふふっと笑って、ぬおー!と焦り、ニヤッともだえる。
「いま」の私にしか書けない、祈りのラブレター。
大切なお子さんがいる方と、かつて誰かの大切なお子さんだった、あなたへ。