私の好きなものやっぱり、犬が好き
担当・さとうえみこ
人の記憶は3歳の頃から蓄積されて、
それ以前の記憶は当人の中に残っていないことが多い、
というのが世の通説としてあるみたいです。
私の記憶は3歳と4歳の間で、
くっきりと境界線が引かれています。
4歳になる年に父の転勤があり、
居住環境が変わったからです。
「いつか、犬を飼うんだ」という思いは、
1本めの境界線が引かれる前からありました。
その思いが実現したのは、
境界線がもう1本追加された10歳のときでした。
犬を飼いたいと思った時点で、
すでに犬を好きになる気まんまんですが、
実際に飼ってしまったら、もう、
好きを通り越して大好きにならざるをえません。
日本が高度経済成長の波に乗った昭和の時代から、
もうすぐ終わりを迎える平成の時代にかけて、
私が出会った犬たちとの話をつづりたいと思います。
よかったらおつきあいください。