代官山シネマトーク「映画生活のたのしみ」編
今年の春から勉強のために上京してきたわたしは
休日や隙間の時間に、代官山蔦屋書店で働いています。
このお店は、各分野に精通した"コンシェルジュ"が
在籍している、ちょっと知的でオシャレなお店です。
そこで出会ったのが、シネマコンシェルジュの吉川明利さん。
映画業界35年、劇場で観た映画の数はあとすこしで1万本。
シネマトークや対談の聞き手もこなす、書店一の映画通ですが、
ふだんはお店のスタッフとして、毎日売り場に立っています。
お店で働き始めて約半年。
ここで過ごす好奇心に満ちた時間は、
楽しくて、嬉しくて、なぜかすこし悔しい。
恐らく、その悔しい気持ちの正体は、
「どうしたら吉川さんみたいになれるんだろう?」
という、一種の「憧れ」なのだと思います。
今回は、この憧れの正体を掴むために、
直属の上司である吉川さんに、
思い切って取材をお願いすることにしました。
今回聞けたお話は
「今の仕事に就くまでのいきさつ」
「何でも話せる映画好きになるためには?」
「映画館での楽しみ方あれこれ」の3つ。
映画にハマるきっかけとなった、
オススメの作品もうかがいました。
すこし長くなりますが、お付き合いください。