もくじ
第1回『タイガー&ドラゴン』は落語のドラマ 2017-11-07-Tue
第2回小ネタが刺さりまくり 2017-11-07-Tue
第3回いまだに「チビT」と呼んでいる 2017-11-07-Tue
第4回古典落語と現代劇の融合に興奮 2017-11-07-Tue
第5回人間の魅力を再確認できる 2017-11-07-Tue

ライター。
「ああ、おもしろかった」と思える人生にするために
未知のものを知り、好きを極めようと邁進中。

この「好き」を知れば</br>私の人となりが見えてくるかもしれません

この「好き」を知れば
私の人となりが見えてくるかもしれません

担当・戸川光里

第2回 小ネタが刺さりまくり

このドラマの脚本を手掛けたのは宮藤官九郎さん。
宮藤さんといえば
NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』の脚本家
として知っている人も多いかもしれません。
 
『あまちゃん』では「小ネタが多い」と言っている
Web記事などをちらほら見かけた気がするのですが、
『タイガー&ドラゴン』も同じく小ネタが多いです。
 
たとえば、
 
・ヤクザと兼業している虎児の出囃子が
 『仁義なき戦い』のあのテーマソング。
・竜二の出囃子は名前の「竜」にかけて、
 『ドラゴンボール』の「摩訶不思議アドベンチャー」。
・竜二の兄・林屋亭どん太の奥さんはかつて
 浅草寺鶴子という演歌歌手だったという設定。
 しかもそのときの出で立ちがオーロラ輝子
 (NHKの連続テレビ小説『ふたりっ子』参照)
 を彷彿とさせるお姿。
・虎児をライバル視する淡島ゆきおの高座名が
 ジャンプ亭ジャンプ。
・某雑誌の「抱かれたくない男ランキング」で
 1位常連だった出川哲朗さんを抜き、
 林屋亭どん太が1位になっていること。
 
などなど。
 
もしかしたら私が勘違いして受け取っているものも
あるかもしれませんが、
テレビ・エンタメ好きの私にとっては、
ずっきゅんずっきゅん小ネタが刺さりまくるのです。
 
そんな細かーいネタがあらゆるところに
散りばめられているのがたまりません!

第3回 いまだに「チビT」と呼んでいる