私の好きなもの人の意思決定の瞬間
担当・安藤菜々子
自他ともに認める運動音痴な母が、
富士山に登りたいと言い出した。
家族と一緒にいたいと転勤を断り続けた父が、
単身赴任すると言い出した。
定時に帰れる企業がいいと言っていた後輩が、
時間は不定期でも夢だった職に就いた。
私は人が、その人らしい意思決定をする瞬間が好きです。
その瞬間の強いまなざしが好きです。
その後の何があっても諦めない強い意志が好きです。
さっきまで「できない理由」を自分に説明していた口は、
いつの間にか真っすぐ結ばれている。
他人の目を気にして揺れていた目線は、
ぴたりと真っすぐ前を向いている。
人が一日にする意思決定は数万回とも言われます。
そしてそのそれぞれにその人らしさが表れ、
それぞれがその人らしさをつくっていく。
今回は私の心に残っているたくさんのその瞬間から、
3つを選んで共有させていただきます。
私は人が、その人らしい意思決定をする瞬間が好きです。