ーー「好きこそ物の上手なれ」ってことわざがあるじゃん。

僕

はい。

ーー意味は分かる？

僕

えーと……（ことわざ辞典を引きながら）
誰でも好きでやっていることは一生懸命になるし、
それに関して勉強したり工夫したりする
だから、自然に上達するもの。でも……
芸事は、無理して嫌だと思いながらやっても、成長はない。

ーーそう。多分だけども、
今って心の底から「好き」と思えてないんじゃない？

僕

……。

ーー僕の大好きなブロガーさんが言ってたのだけど、
みんな「スキル」を意識しすぎなんだよ。

僕

というと。

ーービジネスもスポーツもそうなんだけど、
みんな「スキル」だけを磨こうとしがち。
でもその一方で、
「スキル」を磨くためのマインドセットが必要なんだよ。
結局、その熱量がパワーにもスピードにもなる。

僕

そうですね。

ーーよく言われるのが
「あと何年かこの会社で修行したら独立しよう」という例。
今までお給料をもらってた人が、
自分でお金を稼ぐために行動できると思う？

僕

自分はこれまで、そうしてきたのでよく分かりませんが、
多分、どうしたらいいのか分からないと思います。

ーーそう。
だから「絶対に１人でお金を稼いでやる」
というマインドセットができない限り、
独立なんて怖くてできないよ。そんな人は、
なんだかんだで独立しないからね。

僕

そうなんですかね。

ーー君は社員になったことがないからから分からないかもね。
でも、そんなもん”らしい”よ。
ちなみに今、やりたいことはある？

僕

あります。「場所づくり」がやりたいです。

ーー場所づくり？

僕

いろんな「好き」が飛び交う場所づくり。
それはなんでもいいんです。
人が「これが好きだ！愛してる！」
と言って集まる場所を、つくりたい。

ーーなにそれ（笑）

僕

さぁ……自分でもよく分かってません。
でも、誰かの「好き」という情熱って、
かっこいいじゃないですか。
それは何にでもなると思うんです。
文章にも、ものにも、場所にもなる。
そこを起点に、人と人がつながる瞬間が見たいんです。

ーー何を語り出したかと思えば……変な人だねぇ。

僕

なにを言われてもいいんですよ、僕がそれでいいと思っているので。

ーーまぁ、自分がいいと思うなら、いいんじゃない。
またなにかあったら、呼んでね。

僕

ははっ。はい、また会いましょう。

ーーうん。それじゃ、頑張って。

僕

ありがとう。

「僕」の編集後記

最後まで読んでくれたあなたへ

「なんだこの自己満足の記事は！」と思ったかもしれません。
先にあやまっておきます、すみません……。

最後まで読んでくれたあなたは、
もしかして、
同じような悩みを抱えていたからでしょうか。

僕は、しばらくの間、
本当に自分がやりたいことがなにか、すごく迷っていました。
ライターなのに、「仕事だ！書こう！」とパソコンを開いても、
なんだか腰が重くて、時間が経ってしまうこともありました。

これって「鬱じゃないか？」と思う日もありました。
だって、
メールボックスすら開けないこともあったのですから。

ただ、今はまだ、
この気持ちをうまく言語化できません。
これまでの感情がどんなものだったのか、
まったく理解できずにいます。

なので、こうした「セルフインタビュー」という形で、
自分と向き合ってみました。

もし、僕と同じような悩みを抱えているなら、
同じように自分と向き合ってみることがいいかもしれません。

僕は、僕を救いました。
だって、自分の人生ですから、

お母さんだって
「よそはよそ、うちはうち」が口癖だったでしょう。

きっと、人生はうまくいきます。

僕も、あなたも。

（おわります。）

※最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また、どこかで会いましょう。