失くしもの。
2023-01-16
先週お知らせしていた年始の「ディズニーシー」行き。
夕方からでも、つかの間の夢時間が過ぎていき、
思い出しても、ぽわわ~ん。
4歳もいまだに
「ディズニーシーたのしかったねー。またいこうね」
と言いながら、思い出をかみしめて暮らしているほど。
でもね、これも、直後はそうじゃなかったのです。
なぜならば、落とし物をしたから!がびびーーーん。
入場してすぐに買った
小さいベル(『美女と野獣』)のぬいぐるみ。
なくす予感しかないため、
ついてるチェーンを姫のお召し物にくっつけよう
と提案するも「やだ!」。
なんとかがんばってたんだけど、
最後にショーを観終わって、入口の方に戻っている途中。
それはそれは荒い人混み〜に流されて〜いくわたしたち。
小さい人が、群衆に飲み込まれないように必死ですよ。
そんなさなかに、はっ!!!!持ってない!
ショーを観てるときにはあったんだから、
気づいた場所から、観てた場所までの間に落としたんだ。
「よし、さがそう」
そう口を開いたのは、なんと4歳の本人。
よしその心意気、買った!
と思ったときに、
目の前にキャストのおねえさんがいて、
かくかくしかじか伝えると、
「今ここでは、戻ってもむずかしいと思います。
入り口の近くに、遺失物センターがあるので、
そちらに届けられた方がいいと思います。
こんななので(ニコッ)」
そう、こんななのだ。
距離はふつうに歩けば5分かからないくらいなもんだけど、
この夜のショー終わりの時間帯に、
ちがうんだろうけど、
もはや一方通行になっているし、そりゃあかんわ。
「大丈夫、ぜったいに見つかるから、
遺失物センターに行こうね」
「いしつぶつせんたー、いこう!どこー?」
本人はしょんぼりしてるというよりも、
わりと元気で安心した。
興奮状態だからなのかしら。
途中で、パッと店に入って、
本人にバレないように、
なくしたものと同じドレスバージョンと、
色ちがいの普段着バージョンを買う父。
き、気持ちはわかる。
でも、それをやっちゃダメじゃないか。
「買わなくていいよー」
「誰かにあげればいいから」
と、小さい声で、本人にバレないように、
ジェスチャーを交えつつ、会話。
そうかもしれないけども。
自分がなくしたんだから、
今後のためにも、わかった方がいいんじゃないか。
もう4歳なんだし。まだ4歳とも言えるけど。
そりゃ、出てこなかったら悲しいけど。
(このあたりは常に、悩みどころ。
もう4歳。まだ4歳)
店内ももちろん、ものすごい人波で、
今この場でケンカをしてもしょうがないので、
出てくることを祈って、センターへ向かうしかない!
「ねえねえ、おとうさん、なにかったの?」
「え、う、ううん、なんでもないよー」
「ベルかったの?」
すべてお見通しの4歳であった。
遺失物センターに着くと、
そこも待ち時間ありで並んでいる。
そりゃあ毎日、たくさんの落とし物、拾い物が
うまれることでしょう。
実はわたし、ディズニーで失くしものをする、
初めてかもしれない。ちょっとワクワク。
センターの最後尾にいるキャストのおねえさんが、
「すこしお並びいただくので、
このままお並びいただいてもいいのですが、
こちらのQRコードを読み取って、
フォームを送信していただいても、
お手続きできますよ(サッ)」
そう言われてもなお、並び続ける人は、
どういう人たちなんだろう。
いまないと、困るような人たちなのかな?
財布とか?
夜も遅くなっちゃうし、
わたしたちは素直にQRコードをすることに。
なくした時間帯や場所、
写真とか、くわしく登録して。
あとは、出てくることを祈って待つのみ。
登録完了メールには
「ご連絡せずに、お送りする場合があります」
と。
ちょうどわれわれの1週間前に行った友だちの
子どもの帽子も
同じようにして無言で無料で届いたらしい。
無料!すごい。
なんとなく、
ぜったいに出てくる気がしていながら、
待てども待てども、届かない。
おかしいなぁ。ないのかなぁ。
ないってことはないだろうから、
誰かが持って帰っちゃったかなぁ・・・。
なくした本人は、はじめは
「ベルまだかな?」
と言っていたけど、言わなくなってきた頃に、
ポストに発見!
ちいさな袋に入って、戻ってきた!
おかえり、ベル!
戻ってきた瞬間こそ、ギューッとしていたけれど、
どれほど大切にしてくれるかと、
ちょっとたのしみに思っていたんだけど、
他のぬいぐるみと同じようなレベルで接していて、
ちょっぴ『トイ・ストーリー』の
おもちゃたちの気持ちになってしまったよ・・・。
まあ、一件落着でした。
とにかく、キャストのみなさんの経験値と、
的確なアドバイスにはおどろいたっす!
ありがとう!
ひろってくださった、どこかの誰かさん、
ありがとうございました!
子どもの失くしものといえば、
よくやっていたのが「わたしの片っぽ」。
整理していたら出てきた、
相方をなくした片っぽ・・・。
こ、こんなに小さかったんだね。足って。
なう↓

2019年↓

ああ、時の流れよ。
川の近くでよくあがった、たこ。

今週もがんばりまひょーーーーー!

