ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

ドリーム!

成人さんのみなさん、おめでとうございます!
すっかり成人から時間もたち、
「今日はなんでお休みなんだっけ?」
なんて思ってしまった、わたしです。ごめんね、成人。

正月もすっかりおわり、通常モードダスな〜。
まゆげパーマをして以来、みんなのまゆげをじっくり
見てしまうわたしです。もう、まゆげ病。
会社でみんなの顔が見れて
(もちろん、まゆげも見ちゃう)、
ひさしぶりの人たちの顔を見て、おしゃべりして、
笑って始まった2023年。

冬休み最後のイベントに、夢の国をぶっこんだ、わがや。
11月にはじまった、ディズニーシーのショー
「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」ってやつを、
早く観てみたかったのだ!
冬休み中のチケットは、
ときどきチェックするも、売り切れ!オーノー。
ところが17時からのチケットならば、ある日も。
思い切って、寒いけど行くことに。
むしろ、寒さも短時間ならばなんとかなる。
と思い込んで、レッツゴー。
どうしたって、ワクワクしてしまう。
お嬢も、ふだんはあまり着ない、
ラプンツェルのドレスを出してきて、
張り切っている。
シーの入り口で、上着を着せようとすると、
ドレスの肩のパフスリーブが隠れるから、イヤと言う。
「ここがみえるのがいいの!」
な、なんちゅーこだわりや!あんたは”だいじょゆう”か!
「そこ隠れてもかわいいし、
まごうことなきラプンツェルだから、大丈夫よ。
寒いからまず着て。暑くなったら脱げばいいから」
と約束をして、なんとか着てくれた。
もう陽も暮れたし、このまま暑くなることは、
ないであろうと思いつつその提案をしたけど、
敵はやはり覚えており、
すきあらば脱いで、パフスリーブを見せようとする。
「もうぬぐ」
「なんかあつい」
うそうそ!うそをおっしゃい!
そのやりとりが何度かあったのち、
室内のアトラクションに入ったとたん、
「ぬぐ」
そうだね。室内はあたたかいものね。はい。
一度脱ぐと、また着せるのがたいへんなのよねー。
でも、外に出るとやはり寒いから、
わりとすんなり着てくれる。ほっ。


▲わたしの大切な、パフ。

時間もあまりないし、
ちょこっとアトラクションに乗ったりしてから、
いよいよ、ショーのある、
真ん中のハーバーに行こうかなー
と思ってると、まわりに人がいなくなってることに気づく。
み、みんなどこに行ってしまったんだい・・・?
まさか!
そのまさか。
みんなショーを見に、
ひとつのところに集まっているではありませんか!
もちろん黒山の人だかり状態で、
もう、たいへんなことに。

見えない!

ということで、父が肩車をして、
その上でポップコーンを食べながら
鑑賞するという、贅沢なスタイル。
(夢の国は肩車NGのときがあるけど、
今回は大丈夫だった。あまりにも見えないからかしら)

何がはじまるの・・・。


▲腕をのばして、写真を撮って状況確認。

前のひとがケイタイで撮ってる、
液晶越しに観ていたんだけど、
うまい具合にスキマからチラッと観れる時もあり、
しかしやっぱり全体像が見えないと・・・


▲ありがとう、前のひと。

でも、ほんとになんだかものすごかった!
プロジェクションマッピングと、船と、
プリンセスとかキャストと、動く画面と、
花火と。
色んなところから見えるようになってるんだろうな。
曲がまたすばらしくて、
知ってる曲を色々混ぜて作られているので、
お嬢も
「あ、モアナ!」「ジャスミン!」「ラプンツェル!」
と、いちいち興奮。
しかし、こういうときに、マスクはあたたかくて
いいものね〜。

けっきょく約40分肩車をしていた
父はヘロヘロになっていたけど、
すごいものを観させてもろて。
なんか、あんなふうに黒山たちがいるのなんて、
ひさしぶりだし、
すばらしい演出で感動しちゃったー。
昼間から場所取りしてた人たちがいたんだけど、
取る価値ありだわ。
時間がすこしたてば、見えるようになるのかなぁ。
ちょっと研究が必要だ。
ともあれ、おすすめでございます。

さ、今週もがんばりましょーーーーーーー!

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