HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN

みんな大好き、スマートフォン。
あなたはどんな壁紙にしていますか?
スリープから復帰したときあらわれる「ロック画面」と、
ふつうに使っているときの背景「ホーム画面」。
スマホでは、この2画面の壁紙を設定できます。

イラストレーターの福田利之さんが、
スマホのホーム&ロック画面用に、毎月いちまい、
描きおろしの新作を届けてくれます。
月に一度、ホーム&ロックの壁紙を掛けかえましょう!
いっしょに届く、福田さんの近況報告もおたのしみに。

福田利之のプロフィール
イラストレーター。
1967年、大阪生まれ。
エディトリアル、装丁、広告、
ムーンライダーズやスピッツのCDジャケット、
絵本、テキスタイルなどなど、
さまざまなビジュアル表現を手がける。
「ほぼ日」では、読み物、商品問わず、
様々なコンテンツにご登場いただいています。

〈福田さんが登場するほぼ日コンテンツの一部〉
・「大福田展」@TOBICHI②
・「カッパとウサギのコーヒーさがし」
・「カッパとウサギのコーヒー屋さん」
・「ゴールデンコーヒーウィーク」@TOBICHI②
・「あなたのためのデザイン。」
・「福田のフォト絵」

〈著作物〉
・『いまからノート』(青幻舎)
・『福田利之といくフィンランド』 (玄光社)
・『福田利之作品集』(玄光社)
・『ぼくはうさぎ』(あかね書房)
・『ふたり』(ミルブックス)
・『福田のフォト絵』(ヴィレッジブックス)
など多数。
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冬の足音
ホーム&ロック画像を
ダウンロードする

※スマホで画像を保存したら、
ホーム画面・ロック画面の壁紙に設定してください。
設定方法は機種によって異なります。
ご自分のスマホの設定方法を調べて設定してくださいね。

最近のこと20
文:福田利之

今年もあと少し、そう思うだけでなんとなく
お寂しマンスのこの頃は、雰囲気に飲まれ、
ウィンタースポーツにも宴会からも
ついつい逃げがちで(元々逃げ腰ですが)、
家で音楽やラジオを聴きながら、
じっとり過ごす日が、ますます多くなります。
そんな冬になると毎年僕がよく聴くアルバムは、
黒木千波留さんの「過ぎ去りし日の・・・」と
山田稔明さんの「Christmas Songs」。
以前自分がアルバムジャケットを
描いたことが知るきっかけですが、
寂しくて、でも忙しいこの時期の
仕事応援曲、精神安定曲として、
毎年かかせなくなってきました。

「過ぎ去りし日の・・・」は
鎌倉のカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュの
堀内隆志さんプロデユースで、
堀内さん選曲の映画音楽のカバーと
黒木さんのオリジナルで構成されています。
心地よいピアノ曲というだけでなく、
黒木さんのかさぶたみたいな要素が
しっかり練りこまれていて、
気持ちがざわざわするような楽しさもあり、
ブラジル音楽好きな堀内さんプロデュース
ということもあるのかもしれませんが、
もうほんとに大好きなアルバムです。

「Christmas Songs」は、
定番クリスマスソングを
山田さんが選曲アレンジしたもので、
ど真ん中真っ正面を
大きく手を振って歩く山田さんの姿勢が、
なんとなくこの時期に聴く気恥ずかしさみたいなものを
逆に消し去ってくれて、子供の時に感じていた、
ただ楽しいだけのクリスマス気分を蘇らせてくれます。
毎年クリスマス時期はバタバタして、
つい聖なる夜を、ないがしろにしがちなのですが、
これを聴いていると、いい具合に気持ちが整います。

12月が寂しいという気配を
勝手になんとなく作り出してるのは自分たち人間で、
それをあれこれ補う工夫をするのも自分たち。
自ら作った寂しいのおかげで、
いろいろあれこれ楽しんだりして、
ややこしい生き物ですな。
と、あれこれ書きましたが・・・
今年の冬は今のところ、御多分に洩れず、
寂しくて楽しい、ボヘミアン・ラプソディのサントラを
聴かずにはいられない毎日であります。

2018-11-25-SUN

福田利之のおしらせ

エッセイで紹介されているCDはこちらです。

『過ぎ去りし日の・・・』
黒木千波留

『Christmas Songs -standards and transfers』
山田稔明

※画像クリックでamazon.co.jpへ。お買い求めいただけます。

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