ほぼ日曜日

ほぼ日曜日

開催終了

『ラブレター』出版記念
幡野広志のことばと写真展
family

期間2022年7月16日(土) -
2022年8月21日(日)
場所ほぼ日曜日(渋谷PARCO8階)
時間11:00〜20:00
備考
※8月1日(月)はトークイベントのためお休みです。
入場料600円(税込)・小学生以下無料

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写真家・幡野広志さんの新刊、
『ラブレター』が出版されます。
それは、幡野さんが奥さまへ宛てた
48通の手紙をまとめた一冊です。

ラブレター、と聞くと
「好きです」 という告白の手紙を
思い浮かべる方も多いと思います。
でも、この本に愛の告白はありません。
子育てのこと、日々の出来事、仕事のこと。
幡野さんがつづる文章と
写した写真に込められているのは、
告白ではなく、感謝と優しさでした。

大切なひとへ出す手紙や
もらってうれしかった手紙は、
すべてがラブレターなんだ。
そんなことを気づかせてくれるこの本は、
作家・浅生鴨さんが所属する
「ネコノス」から出版されます。
浅生鴨さんは編集も担当し、
かわいらしくてあたたかい佇まいに
この書籍を仕上げました。

そんな愛おしい本の出版を記念して、
「family」と題した展覧会を
渋谷PARCOの「ほぼ日曜日」で開催します。

会場をあとにするとき、
「あの人に手紙を書こうかな」
という気持ちになってもらえたなら、
うれしい。
そんな展覧会です。

書籍『ラブレター』から
幡野広志さんの
写真とことばを展示します。

『ラブレター』に収録されている写真と文章、
そして本展のために選んでいただいた写真を
「ほぼ日曜日」の会場に、たくさん展示します。

2018年に幡野さんは、
現代の医療では治せない
病の宣告を受けました。
『ラブレター』は、その時期にはじまった
奥さま宛の手紙の連載をまとめた本です。

幡野さんの、つよくて、あたたかい、
写真とことばの展示に触れてください。

〈ちょっとうれしいチケットレター〉
展覧会の入場チケットは、
幡野さんからのお手紙を
イメージしたデザインです。
会場の入口受付でお渡しします。
どうぞ、おたのしみに。

書籍『ラブレター』を先行販売します。
初回限定・特装版の販売も。

左:通常版 / 右:特装版

幡野広志さんの『ラブレター』の連載を
編集・刊行しませんかとお話を受けた
「ネコノス」所属の浅生鴨さんは、
こんなことを思いながら制作をはじめたそうです。

最初にこの話をいただいて
連載記事をあらためて読み直したあと、
実は僕はしばらく悩んだ。
連載原稿を単純にまとめて
一冊の本にするのは簡単なことだ。
でも、この連載はそんなふうに
簡単にまとめていいのだろうか。
最終的な形が、手に取りやすい本、
読みやすい本になるのは構わないけれども、
つくり手の僕は、いわゆる本づくりの
フォーマットに乗せちゃだめなんじゃないのか、
そんな気がしてならなかった。

ー浅生鴨の『ラブレター』制作日誌より

ほかではつくれない本にしようと
考えた浅生鴨さんは、「手紙」をテーマに
書籍の装丁をつくることにしました。

デザイナーさんとの
やりとりを経て生まれたのは
まるで、手紙を受け取ったときのような
あたたかみを感じる凹凸が特徴の
活版印刷が表紙のデザインでした。
会場で、ぜひ手にとってご覧ください。

▲通常版の表紙の一部

▲特装版の表紙の一部

ほぼ日曜日の会場または、
ネコノスのオンラインショップで
通常版をご購入いただくと、
幡野さんが描くネコの親子が描かれた
カンバッヂをランダムでひとつお付けします。

「封筒」をイメージした表紙に
幡野さんのオリジナルプリントが封入された
特装版も、会場でとくべつに販売します。
限定数のご用意になりますので、
この機会をどうぞお見逃しなく。
※ネコノス受付分の
特装版は完売いたしました。

5歳の優くんが撮る、
初の写真集を販売します。

今年5歳になった
幡野さんの息子さん、優(ゆう)くん。
物心がつく前から、
写真を撮っていたそうです。

そんな優くんが撮る写真を
幡野さんはこう語ります。

「うちの子は言葉を覚えるまえに
写真をおぼえたんですけど、
セレクトしながら撮った理由をきくと、
ちゃんと理由があって
言葉で表現をするように
写真を撮っていたんだなと
しみじみ感じました。」

優くんが「いいなあ」と感じた瞬間が
閉じ込められたような写真たち。

この、ちいさな写真集のタイトルは
「言葉を抱くように」に決まりました。
会場と、ほぼ日WEBで販売しています。

みなさんがもらって
「うれしかった手紙」を
募集・展示します。

ほぼ日乗組員のトミタが、姪っ子さんにもらったお手紙

もらってうれしかった手紙は、
すべて「ラブレター」。

みなさんの手元に残してある
そんな「ラブレター」を
よろしければシェアさせてくれませんか?

「うれしかった手紙」をお送りくださる方は、
下の〈ご注意〉を必ずお読みいただいてから、
『うれしかった手紙を送る』ボタンより、
フォームにお進みください。

〈ご注意〉

・いちばん大切なご注意。
会場に展示され、たくさんの人が読む可能性があります。
必ず、手紙を書いた人からの許可を得てください。
ご家族や親しい方でも、必ずです。
書いた方がお亡くなりになっている場合は、
一番近いご親戚に許可をいただいてください。

・手紙の内容を、ウェブやSNSで
公開する可能性があります。
許可を得る際には、このこともお伝えください。

・名前、住所、電話番号など、
個人情報が書かれている部分はこちらで消して展示します。
(消してほしい箇所がある場合はお伝えください)

・実物のお手紙ではなく、画像をお送りください。
スマホやデジカメで撮ったり、
スキャンしたデジタルデータの画像のみを受付けます。

・すべてのお手紙を展示できるとは限りません。
幡野さんとほぼ日で選出いたします。
あらかじめご理解ください。

会場には、幡野広志さん宛に
手紙が書けるコーナーもつくります。
展覧会の感想と一緒に、
ぜひ、直筆のメッセージをお届けください。
(たまに、幡野さんがTwitterで
お返事してくれるかもしれません。)

幡野さんのオリジナルプリントを
オーダーできます。

幡野さんのオリジナルプリントの
受注販売を行います。
今回の展覧会用に
選んでいただいた作品は、こちらの3枚です。

撮影:幡野広志

撮影:幡野広志

撮影:幡野優

額装サイズは「約290mm×380mm」。
会場もしくは、ほぼ日WEBから受注いただけます。
お届けは展覧会閉幕、約2ヶ月後の
「10月中~下旬ごろ」を予定しています。
WEBではこちらから受け付けています。

「手紙」と「夏」がテーマの
オリジナルグッズをつくりました。

展覧会の開催を記念して、
オリジナルグッズをつくりました。

「手紙」をテーマに作ったのは
一筆箋とポストカード。
みなさんの大切な人に
手紙を送っていただけたらうれしいです。

そして、もうひとつ。
カットされる前と後の
おいしそうなスイカをプリントした
「スイカTシャツ」を作りました。
スイカTを着て、暑い夏をたのしく過ごしませんか?

WEBからのご購入はこちらからどうぞ。
スイカTシャツ
・一筆箋
・ポストカードセット

「喫茶ハタノ」がオープン!
フロートには幡野さんからの
ひとことラブレターつき。

前回の「幡野広志のことばと写真展」でも
好評だった、ちいさな喫茶店
「喫茶ハタノ」が会場内にオープンします。

and recipe.さんに監修いただき、
幡野さんがベトナムから
ご家族に書いたお手紙にちなんで、

甘くておいしい、ベトナムコーヒーフロートと
コーヒーが苦手な方もたのしめる、オレンジフロートの
ふたつを、毎日限定数でご用意いたします。
展覧会を楽しんだあとは、
会場でおいしく涼んでいってください。

どちらのフロートにも、幡野さんからの
「ひとことラブレター」がついてきますよ。
どんな言葉を受け取るのか、おたのしみに。

岸田ひろ実さん、奈美さん親子と
幡野広志さんのスペシャルトークを
8月1日(月)に開催します。

展覧会のタイトルにもなっている
「family」というキーワードから、
作家、 エッセイストとして活躍する岸田奈美さんと、
お母様のひろ実さん親子をゲストに
スペシャルなトークイベントを開催します。

開催日の8月1日(月)は
展覧会を丸1日おやすみにして、
第一部:母・岸田ひろ実さん×幡野広志さん
第二部:娘・岸田奈美さん×幡野広志さん
第三部:岸田ひろ実さん・奈美さん×幡野広志さん
という、豪華な三部構成で、
スペシャルトークを、
会場と配信でお届けします。

トークイベントのチケットは
7月6日(水)午前11時から
このページから販売予定です。

■ 会場チケットはこちら ■
■ 配信チケットはこちら ■
配信は終了しました

※お申込み後のキャンセルはできません。
会場(渋谷・ほぼ日曜日へのご来場)と
配信(動画 ※アーカイブあり)のチケットがあります。
購入間違いにお気をつけください。

TOBICHI京都に巡回します。

2022年の秋に、
TOBICHI京都での巡回展を予定しています。
ちいさいスペースですので
作品数をしぼって展示する予定です。
くわしくは追ってご案内いたします。

最後にたいせつなお願い

混雑した場合は、
会場で整理券を配布します。
当日のようすは「ほぼ日曜日」Twitter
おしらせしますので、
ご来場前にご確認いただくことを
おすすめします。


ご案内は以上です。

みなさまのご来場を、おまちしております。