あきんどゴコロ

◆◇◆ あきんどゴコロ◆◇◆

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以前テレビのドキュメントもので
普通の人の2倍以上稼ぐという
凄腕のタクシードライバーを見ました。
彼らの成績は、効率よく
長距離のお客を拾えるかどうかが
ポイントだそうですが、
その人はとにかくそれがうまい。
何時ごろに、どのあたりに
長距離客が多いのかを
知り尽くしているんです。
もちろん道路工事の情報や
その日どこでどんな
イベントがあるかも完璧に
把握しています。
お客がなくて「流す」ときでさえ
町や通行人を見て気付いたことを
信号待ちごとにメモしています。
その表情の楽しそうなこと。
まるでゲームを
楽しんでいるかのようでした。
(ルーゴ)


友人といっしょに、
小さな洋服屋をやっています。
お店をはじめて気づいたのですが、
お客さんには、
ときどき、「ノー」と言うのが大事なんです。
うちの店のお客さんは、
だいたい私と同年代の
20代後半くらいの女性が多いのですが、
「これ似合うかなー?」と訊ねられても
なんでもかんでも
「似合いますよ。」
と言わないで、ときには
「あまりお似合いじゃないと思います。」
と正直に伝えると、お客さんは、
「この人は、利益を無視して
 私のことを考えてくれてるんだ!」
と逆に信頼を寄せてくれます。
お客さんの意見を否定するのは、
正直勇気がいるのですが、
きょうも、「正直が一番」で、
あきんどやってます。
(あゆ)


私の妹は
某レンタルビデオショップの
店長をしています。
仕事中こっそりとお客の振りをして、
背後から「すいません」と声をかけたら、
生まれてこの方、
見たこともないような
キラキラの笑顔で振り返られました。
す、す、すごい!
一瞬、人まちがいかと思ったほどです。
(あろろ)


コンビニのスーパーバイザー
果歩子・24歳。

接客業では当たり前!」 が口癖の彼女は、
普通の人が3〜4年かかってなるところを、
なんと1年半で
スーパーバイザーになってしまった。

店舗研修ということで
普通の店員として働いているとき、
彼女は店の常連さんの買い物する品を、
銘柄、数量にいたるまで全て把握していた。
例えば、
いつもマイルドセブンを買いに来る
土方のおじさんには、
「お疲れ様です!」と言って、
相手が言い出さないうちに差し出す。
彼女の笑顔と心遣い(と彼らは思うらしい)
につられて、
たくさんの男性があれよあれよと言う間に
常連さんになっていった。

そうして一年目には、
クリスマスケーキを
一人で60個ほど売りさばくという
偉業を成し遂げ、
最短記録(らしい)でスーパーバイザーに。
「就職するなら接客業よね!!」
と豪語するだけはある人物だ。

ちなみに彼女の実家は
明治時代から続く呉服屋さん。
血統って、人間にもやっぱりあるんだな。
(え)


ダンナが、中国の長安の学会に行ってきた。

ついでに寄った博物館で
「日本語の練習にガイドさせてください」
と言う人がいて、
館内を案内してもらったが
終点はお土産屋だったそうだ。

また、兵馬傭博物館では
「兵馬傭の発見者に会わせてあげましょう」
というのでついていったら
そこには、パンフレットに
直筆でサインする
発見者のおじいさんが・・・・。
ダンナも思わず
日本語パンフレットを買って
サインしてもらって帰ってきた。

中国人の「あきんど指数」の高さには脱帽。
(ハビ)


私の友人(30歳・♀)は
一人でスナックを経営しています。
お客さんはほとんど顔なじみで、
私も知っている人がたくさんいるので、
よくお酒をごちそうになっています。

先日お店に行ったら、
「今度、○○ちゃん(私)が来たら
 飲ませてあげて」
とワインをお土産で
置いていってくれた方がいたそうです。
早速二人でごちそうになっていたところ、
別の顔なじみのお客さんが来ました。
すると彼女はにこやかに言いました。

「●●さん、
 先に(ワイン)ごちそうになってたよ!」
タダでもらったワインが、
しっかりその人の伝票についていました。
恐るべし。
(匿名希望)


外資系企業に勤務する友人から
聞いた話です。

アメリカ企業、
特にハイテク関連の業種では、
新商品や新技術のアイデアを持つ社員は、
直属の上司をすっ飛ばして
重役クラスに直接
プレゼンテーションすることが
あるそうです。
といっても一社員が
そうそう重役に面会する機会に
恵まれているわけではありません。
そこで、重役のスケジュールを調べ、
会社のエレベーターホールで待ち伏せし、
同じエレベーターに乗り込んで
目的の階に着くまでに
説得するというのです。

「私はこういう技術を完成しました。
 これは必ず当社に
 利益をもたらすでしょう。
 私を責任者にしていただければ
 すぐに商品化のプロジェクトチームを
 立ち上げますよ」
というような感じで。

実際、こういった
「エレベータートーク」で
新事業が生まれたり、
それを提案した人が
大出世する例がしばしばあるのだとか。
さらに面白いのは、
このような「奇襲プレゼン」を指南する
教室やコンサルタントが
存在するということ。
いやはや、アメリカのあきんどゴコロって
ダイナミックです、やっぱし。
(ルーゴ)

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