HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN
LIFEのBOOK ほぼ日手帳 2015 特別企画 21人の「Life is…」
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みうらじゅんさんののLife is…

LIFE is 不安タスティック

みうらじゅんさんプロフィール

「不安タスティック」とは──
人生はつねに不安なものである、しかし、
「不安」に「タスティック」をつけることによって
毎日をたのしんでいこうじゃないか──ということです。
「なんだって、不安じゃないとつまらないものさ」と、
自分自身を洗脳していきましょう。

ぼくはつねに自分のことしか考えていないからか、
昔から、人に叱られることが多いようです。
ですから、なにか行動を起こすとき、いつも
「叱られるんじゃないか、叱られるんじゃないか」
と考えてしまいます。
逆に言えば、いつもそこから考えをはじめているのです。
それは確実に、ぼくの起爆剤になっています。
人生は不安だからこそ、ファンタスティックなのです。

*2014年8月11日時点

さかなクンのLife is…

LIFE is GYO GYO GYO!!!

さかなクンプロフィール

LIFE is…「シー(海)」や「サカナ」も
考えたのですが、人生とか生活には
いつも「驚き」があるなあと思ったので
じぶんの口癖でもある
「GYO GYO GYO!!!」にしました。

さかなクンは、毎日、驚いています。
こわい驚きもあれば、うれしい驚きもあれば、
おいしい驚きもあります。
われながら
「もうちょっと肝が据わっていればいいのに」と
思うくらいです。

言葉に添えたイラストには
ドジョウ、カジカ、コイ、ウナギ、
カジキ、サカタザメ、スルメイカ、ハリセンボン‥‥
そして2010年に、
「クニマス」の生息が確認され、
「GYO GYO GYO!!!」
となったので、描かせていただきました。

クニマスは
サケの仲間で秋田県の田沢湖だけに生息していました。
しかし70数年前に絶滅。
2010年に、京都大学の中坊徹次先生が特別に
絶滅する前に捕獲された、
京都大学に保存されている貴重なクニマスの標本を
描かせてくださいました。
そして、中坊先生から
クニマスに近い“ヒメマス”を見るように
お言葉をいただきました。
そこで、当時山梨県で漁業組合長をされていた
三浦保明さんがとってくださった
ヒメマスの標本を取り寄せたところ、
箱を開けると
「ギョギョ? ふつうのヒメマスより
 ずいぶん黒い!! 
 この季節に産卵したような特徴もある!
 まさか、クニマス!?」
その後、中坊先生に標本をお持ちして、
先生方の御研究により、
クニマスの再発見!につながりました。

この「GYO GYO GYO!!!」な発見については、
天皇陛下から、お喜びのお言葉をいただきました!!
すギョい奇跡的なことがあるんだなぁと感動いたしました!!

お魚も人も、会いたいな!と強く願っていると
ふと叶うことがギョざいます!!
ギョギョッとビックリしたあと、ジ~ンと感動いたします。
まさに、すばらしい出会いがあったときは、
「GYO GYO GYO!!!」でギョざいます!!
これからも皆様と感動をギョ一緒させていただきたいです!!

*2014年8月18日時点

友森玲子さんのLife is…

LIFE is いま、そのとき

友森玲子さんプロフィール

ふだん動物たちを育てていて
つねにその一瞬、一瞬の積み重ねで
動物たちが生きているのを感じます。

子猫たちが鳴いて、ミルクをあげるとき、
うんちをして、からだを汚さぬよう片付けるとき。

動物愛護の活動をはじめる前は
「もっと動物にやさしい国にしよう」とか
「もっとひとと動物の関係が公平になるような
 はたらきをしよう」とか
大きなことを考えていたのですが、
実際に活動をはじめてみると、
目の前のこと、今やるべきことを
一つずつ積み重ねないと、助かる命も助からないんです。

目の前のことをコツコツやっているだけでは、
なにも変わらないままかな、と思っていたのですが
それを見ている人たちが集まって、変わってきています。

いまこそが、いまやるべきことを行うた めに
あたえられた時間だと思い、続けていくことで
自分が求めていた大きなものにつながっているのかなと
感じています。

*2014年8月8日時点

Henri BeguelinさんのLife is…

LIFE is La vie est précieuse LIFE(人生)とは、とても貴重なもの。

Henri Beguelinさんプロフィール

僕は今でも、毎日がとても充実していて、
新しくやってくる明日を
本当に楽しみに生きています。
それは人生という、
天からいただいた貴重な宝物を
大切に生きてきたから。
そんな貴重な毎日の積み重ねによって、
いまの僕があるのです。
人生とは、みなさんそれぞれに尊く
とても貴重なものなのです。

*2014年8月26日時点

松本大洋さんのLife is…

LIFE is ? ハテナ

松本大洋さんプロフィール

生きているとわからないことや
不思議なことの連続だな、と
思います。

歳を重ねたら消えるものでも
なさそうです。

最近はこの?があるから
幸せなんだな、と思うようになりました。

*2014年8月18日時点

久米宏さんのLife is…

LIFE is 道なり

松本大洋さんプロフィール

(久米宏さんが「道なり」と書かれた理由は
 11月末より「ほぼ日」ではじまる
 糸井重里との対談のなかで語ってくださいます。
 どうぞ、おたのしみに)

*2014年9月7日時点

2014-11-07-FRI

みうらじゅんさんプロフィール

最近のみうらじゅんさんの活動:
●顔面遊園地 ナンシー関 消しゴムの鬼
 開催直前トークショー
出演:みうらじゅんさん 安齋肇さん MC町山広美さん
2014年11月9日(日)
http://2-5-d.jp/ganmenland/

●近著『人生エロエロ』(文藝春秋)
「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」
 のフレーズでおなじみ
「週刊文春」の人気連載が単行本に。

「ほぼ日」の、みうらじゅんさんが登場するコンテンツ
ほぼ日の就職論。みうらじゅんに訊け!─就職篇─
みうらじゅんに訊け!─お金篇─
THE KARAOKE
糸井とみうらの長い年月。
ほか、多数。

とじる

さかなクンプロフィール

お魚の豊富な知識と経験に裏付けされたお話が、
子どもからシニアまで大人気。
東京海洋大学客員准教授として、
お魚を通じて漁業・魚食、
環境問題や低炭素社会の実現に向け
全国各地で積極的に講演を実施している。
2010年には絶滅したと思われていた
クニマスの生息確認に貢献。
さらに海洋に関する普及・啓発 活動の功績が認められ、
「海洋立国推進功労者」として内閣総理大臣賞を受賞。
環境省国連生物多様性の10年委員会 (UNDB-J)
「地球いきもの応援団生物多様性リーダー」、
文科省「日本ユネスコ 国内委員会広報大使」、
農水省「お魚大使」等も務めるかたわら
『朝日小学生新聞』や『家庭画報』
『月刊ローソンチケット』 にてコラムを連載。
東映太秦映画村にて
「さかなクンのデジタル深海水族館」好評上映中。

とじる

友森玲子さんプロフィール

動物病院の勤務を経て、2002年ペットサロンミグノン開業。
2007年に東京都の譲渡対象団体として
動物愛護相談センターより動物たちの受け入れ、
譲渡を行う一般社団法人ランコントレ・ミグノンを開設。
サロンを経営しながら年間150頭前後の動物を
東京都より受け入れている。
譲渡活動を促進するために
株式会社ミグノンプランを今年の春に開設。

「ほぼ日」の、友森玲子さんが登場するコンテンツ
ミグノンの友森さん。
猫は、かわいいのだから。
ミグノンプラン
ほか。

とじる

Henri Beguelinさんプロフィール

1947年スイス ローザンヌに生まれ育つ。
1968年よりスイスのプロサッカーリーグ
「ナショナルリーガ」にて
フォワードとして活躍した後、
ボストンバッグの修理で立ち寄った工房で、
馬具職人と運命的な出逢いをする。
工房の隅に落ちていた革の残りで
バッグやベルトを作ったのが、
馬具作りの手法を基本とした
革職人としての始まりとなった。
1970年イタリアのエルバ島に移り住む。
その作られていない自然、色、香り、空気、
そしてその小さな島を取り囲む海に触発され、
海に面する広場の一角ポルトアッズーロに
初のSHOP兼工房を構える。
ここがHENRY CUIRの原点である。
2000年にミラノにSHOP(~2007年)をオープン。
現在は東京・青山骨董通りにHENRY CUIR青山本店、
京都、神戸、大阪の阪急うめだにSHOPをかまえる。
2013年10月 HENRY CUIR PARIS店オープン。
2010年版よりオールハンドメイドで
ほぼ日手帳カバー「アンリシリーズ」を手がけている。

「ほぼ日」の、アンリ・べグランさんが登場するコンテンツ
アンリさんのカバーができるまで。
はたらくことは、はじめること。
Primordial(プライモーディアル)食うにこまらない。
ほか。

とじる

松本大洋さんプロフィール

1967年東京都生まれ。漫画家。
1987年に月刊アフタヌーンの四季賞にて
『STRAIGHT』が入賞。同作にてデビュー。
『花男』『鉄コン筋クリート』
『ピンポン』『GOGOモンスター』
『ナンバーファイブ 吾』などの人気作を生みだす。
『竹光侍』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。
近作は自身の幼少期をモデルにした『Sunny』。
谷川俊太郎さんとの共同著作の絵本『かないくん』も話題。

「ほぼ日」の、松本大洋 さんが登場するコンテンツ
『かないくん』
『かないくん』ができるまで。
詩人と漫画家と、絵本。─『かないくん』をつくったふたり
『ボールのようなことば。』
ほか。

とじる

久米宏さんプロフィール

1944年埼玉県生まれ。
早稲田大学政経学部卒業と同時に、TBSに入社。
1979年同社を退社、フリーとなる。
現在はTBSラジオ「久米宏ラジオなんですけど」
(毎週土曜13時~14時55分)、
BS日テレ「久米書店~ヨクわかる!話題の一冊~」
(毎週日曜18時~18時54分)に出演中。

とじる