HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN


東京糸井重里事務所の
経理チームと総務人事チームが
乗組員を募集します

東京糸井重里事務所

東京糸井重里事務所が
会社としての力を高めていくために、
この先の管理部門を一緒に作ってくださる方を
経理、総務人事の分野で募集します。
どんな人に来てほしいか、
自分たちの仕事をできるだけひらいて、説明いたします。
どうか、未来の仲間に出会えますように。
ご応募お待ちしています。

募集は終了しました。
ご応募ありがとうございました。

ぼくには、ひとつ「夢」がありまして。
	それは、あせらなくてもいいので、
	『ほぼ日のマネジメント』という本を
	出版したいということです。
	
	糸井重里

「クリエイティブ」といわれるような仕事には、
なんだか、ひらめきだとか天啓だとか、
曲芸のようなイメージがあって、
できることならそのコツを学びたい、
うまく盗みたいとか思われやすいわけです。
だから、そういう「クリエイティブのコツ」について
書かれた本というのは、いつも書店の棚に置かれています。

でも、「総務」や「人事」や「経理」というような
いわゆる「管理系」と呼ばれる仕事は、
なにか決まった形式があって、
それを憶えて使いこなすことが大事みたいに思われやすい。

「型のある仕事」の大事さについては、
もちろんわかっているのですが、
ほんとうは、「管理系」の仕事ならではの、
「発想力」だとか「アイディア」「サービスセンス」
なんていうものが、さらに大切なんですよね。
そこらへんのところを、
「ほぼ日」の管理系チームの乗組員たちは、
実によくわかってくれていて、
じっくりと「ほぼ日」というチームの
可能性を増やすような仕事をしようとしています。
言い方を変えれば、もちろんまだまだ発展途上ですが、
「ほぼ日」の管理チームは、
もうひとつの「クリエイティブ」なのです。

ぼくは、いつか、いわゆる管理系の常識以上に、
「ほぼ日」のやり方のほうが、
うまくいくんじゃないかと思ってもらえる日が、
やってくるんじゃないかと期待しているのです。
それが、『ほぼ日のマネジメント』出版構想です。

なにも、非常識なことをしたいわけじゃない。
これまでのテンプレートを参考にしながらも、
「でも、こうすれば、こう考えれば、もっとよくなる」と
前向きに進んで行けるような管理チームがいいなぁ、と、
ぼくは、とても期待しています。

何年か先に、『ほぼ日のマネジメント』という本が、
あちこちの管理系の人たちに読まれている。
その本に書かれているのは、まさしくいま、
「ほぼ日」の管理チームがやっていることなんだ‥‥。
なんてね、ちょっとわくわくするんですよ。

こんな考えに賛同してくれる新しいチームメイトを、
ぼくも、乗組員一同も、こころから待ってます。


経理チーム・総務人事チームの
乗組員募集にあたって

(株)東京糸井重里事務所のシノダです。
取締役CFOという役割で、
管理部門の責任者も務めています。
このたびは、当社の管理部門である
経理チームと総務人事チームの人材募集に
興味をもってくださり、ありがとうございます。
各チームの詳しい仕事内容について触れる前に、
当社の概要と、募集の目的についてご説明します。


◯会社の概要

(株)東京糸井重里事務所は、
糸井重里が主宰するインターネット上のウェブサイト
「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営しています。
通称は「ほぼ日(ほぼにち)」です。
「ほぼ日」は、1998年6月6日以来、
毎日更新をつづけて17年目になりました。
当時、個人が始めたウェブサイトで
今日まで続いているものは、多くないはずです。
「ほぼ日」では、有名無名問わず、
さまざまな方へのインタビューやコラムなど
あらゆるコンテンツがすべて無料で楽しめます。
月間平均、約130万人が訪問しています。

1999年以降は「ほぼ日手帳」を代表とする
さまざまな生活関連商品を開発。
書籍も多数、出版してきました。
それらをサイト内「ほぼ日ストア」で通信販売したり、
ロフト、全国の書店などに卸すことによって、
「ほぼ日刊イトイ新聞」は収益を得ています。
なかでも主力商品の「ほぼ日手帳」は、
10年連続「ロフト」手帳部門で売上ナンバーワンを記録。
2001年に発売以来、14年に渡って販売数を伸ばし続け、
2014年版は50万部に達しました。

こうした商品や書籍の販売売上が、
全体の約95%を占めます。
ウェブメディアには珍しく、
広告掲載事業は行っていません。

社員は年々少しずつ増え、現在は52名、
アルバイトや役員を含めて70名以上の組織です。

詳しくは、こちらの「会社情報」をご覧ください。

糸井事務所は2012年12月に
一橋大学が主催する「ポーター賞」を受賞しました。
「ポーター賞」は、独自の考え方や仕組みをもって運営し、
成功している事業に贈られています。

糸井事務所が受賞した理由は、
簡単にまとめると、以下のようなものでした。
「『人(=じぶん)は何をうれしいと思うか』を軸に
 自ら価値を創造することに集中している。
 そこからはずれることは、
 仮に事業拡大に結びつきそうに見えても、やらない。
 結果として、収益性が高くなっている」

糸井事務所が価値を創造する考え方や仕組みについては、
ポーター賞の受賞レポートのほか、
2011年のコンテンツ「Unusual」の中でも
少し説明しています。
もしご興味があれば、そちらもご覧下さい。


◯募集の目的

糸井事務所は、株式の上場を目指しています。
これまでも管理部は、
事業の拡大にあわせて経理・財務をはじめ
内部管理体制を整えてきましたが
上場会社にふさわしい業務水準に引き上げるべく、
今回、経理チームと総務人事チームを
増員することにしました。

糸井重里が引退した後も、当社が生き生きと栄え、
世の中に価値を提供し続けられるようにしたい。
会社として、社会との信頼関係をしっかり作りたい。
そんな動機で、上場を目指します。

現在、糸井事務所が価値を創造する源になっている
組織運営の考え方や仕組みが
上場後に失われるようなことがあっては、
そもそも意味がありません。
上場準備を進めるにあたって
関連する法規制や取引所のルールなどを当てはめるだけでは
糸井事務所の管理部の仕事としては不十分です。

上場を目指すとき、
指針にしていることが3つあります。

1.管理部の第一の顧客は、ほかの乗組員。
 つまり、社内の仲間たちです。
 一人ひとりの動機を理解しようとする姿勢が出発点です。

2.糸井事務所が価値を生み続けるのに
 ゆるがせにできないことは何か、
 見定めるようにしています。
 これから業務手順を新しく導入したり整えていきますが、
 上場があろうとなかろうと
 当社の力を高めるものにしたいのです。

3.法規制や取引所のルールについて、
 背景、動機、目指すことを
 じゅうぶん理解するよう、つとめます。
 社内で大切にしていきたいことと、
 新たに課されるルールの原理原則が
 合致したところを起点にしたいのです。
 無理に形式だけ整えることは、無益だと考えます。

乗組員、会社、法規制・ルール。
三者ともが「いいね」と言うような仕事を、価値を、
創っていきたいのです。
「どういう会社になりたいのか」
「なぜ、そういうルール、仕事、考えがあるのか」
「仮に上場しなくても、この仕事は取り組むのか」
互いに問いかけ、知恵を出し合いながら進める。
私たちがつくってきたのはそんなチームであり、
今後はますますそのチームづくりを
強固なものにしていきたいと考えています。

このような管理部門の2つのチームに加わり、
一緒に糸井事務所の力をぐっと高めていける方と
出会えることを楽しみにしています。

募集職種と応募について

今回募集するのは、以下の2職種です。

◯経理チーム  1名
◯総務人事チーム  1名

それぞれの応募職種に関するご案内と
応募方法、選考スケジュールについては
下記のボタンをクリックすると、くわしい説明がございます。
よく読んでご応募ください。

【経理チーム募集ページ】 【総務人事チーム募集ページ】

経理チームと総務人事チームは
管理部という同じ部に属しています。
どちらに応募される場合にも、
「経理チーム」「総務人事チーム」両方の募集ページに
目を通していただくと
この会社のこと、管理部門のことを、
より知っていただけると思います。

応募書類のしめきりは両チームともに、
2015年1月7日(水)必着です。
みなさまからのご応募、楽しみにお待ちしております。


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saiyo@1101.comまで、メールでお問い合わせください。

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2014-12-25-THU