気仙沼のほぼ日便り

先ほど、
マジカル気仙沼ツアーの
行程がすべて終わりました。

みなさんのおかげで、
すばらしい時間を
過ごすことができました。

このツアーのご参加者のみなさん
気仙沼のみなさん
ほぼ日乗組員のみなさん
それから読者のみなさん

いろんな人に支えられて
今があるんだと
心から思います。

今日で気仙沼のほぼ日は
おひらきになります。
もちろん少し寂しい気持ちはありますが、
気仙沼とほぼ日の関係は
これからも続いていって、
変わらないので、
「これでさようなら」じゃなくて、
「これからもよろしく」です。
だから笑顔で今日を過ごそうと思っています。

写真は、
気仙沼の三陸新報の
今日の広告面です。

気仙沼の港から、
ほぼ日が出航していくイラストは、
気仙沼出身のイラストレーター
奥原しんこさんが描いてくださいました。

港は、いつでもそこにあります。
今日は「いってらっしゃい」と旗を振って、
また今度は「おかえり」と言える場所です。

これからもみなさんを
気仙沼でお待ちしています。

また遊びにきてくださいね!

本日、気仙沼のほぼ日は
おひらきとなります。

そして、現在マジカル気仙沼ツアー
まっさいちゅう!

もうすこしちゃんと
ここに何かを書きたかったのですが、
またすこし後で
書きたいと思います。

画家の笹尾光彦さんが書き下ろした
ちいさな111枚の絵画の展示が
気仙沼図書館で始まりました。

笹尾さんは
渋谷パルコ「ほぼ日曜日」のロゴ制作や
ほぼ日手帳のカバーなど、
ほぼ日とも関係が深いのですが、
このたび、気仙沼のために、
111枚のちいさな絵を描いてくださったんです。

手のひらサイズの小さな絵画は
額も笹尾さんの手作りで、
とっても素敵なんです。
気仙沼のあとは、
東京、京都のTOBICHIで展示されます。
くわしい情報はこちらからご覧ください。

全国的に大きな被害をもたらした
台風が過ぎました。
台風一過の気仙沼の海は濁っていましたが
空は青く澄んでいました。

大きな被害を受けた街の様子は、
震災後の姿と重なって見えて、
苦しい気持ちになります。

気仙沼も、一部で冠水や
通行止めとなる場所があったり、
土砂が崩れたところもあったようです。

被害に遭われた方々が、
少しでも早く日常を取り戻せたらと
願っています。

現在、私は引き続き
月末のマジカル気仙沼ツアーの準備と、
笹尾光彦さんの作品展示準備
しております!
私は、せめて、
いまの自分にできることをがんばりたいと
思ってます。

今、今月末開催のマジカル気仙沼ツアーの
準備真っ最中です。
準備というか、調整というか
地道な仕事をやっています!

まだまだ先だ〜と思っていたのに、
もう今月末!
実感がないですが、
マジカル気仙沼ツアーで、
気仙沼のほぼ日はお開き。
なんですよね。

寂しい気持ちもありますが、
きっと気仙沼とほぼ日の関係ってなくならないんだ
と思うと、
なんだ、そんなに変わらないやと、
安心する気持ちもあるんです。
明るく楽しく「お開き」にしていきたいなぁと
思ってます。
マジカル気仙沼ツアーは、
きっと楽しいものになりますよ!
そんな打ち合わせは
脂ののったカツオ刺とともに‥‥
でした。

昔、新入社員として入社した会社の先輩に
「打ち合わせ中で先にお茶を飲んではいけない」
と厳しく言われたこともありましたが、
私は今、一人でカツオ刺をバクバク食べながら
まじめに打ち合わせをしています。

気づけば「志の輔らくごin気仙沼」が終了して
1週間が経っておりました。

バタバタして当日写真を撮れなかったのですが、
お友達から1枚いただきました。
私の顔、暑さで気が抜けていますね。
でも、天気に恵まれまして、
本当にありがたかったです〜。

主催の東北放送さんと
気仙沼の人と一緒に準備して、
スタッフとして関われたことも
お客さんの一人として落語を聞けたことも
最高でした!
みなさま、そして志の輔師匠、
本当にありがとうございました。

そのあとの1週間は、
ほぼ日のコンテンツとして
有野課長の挑戦部屋に糸井重里がやってきた。
という企画が始まりまして、
私はこれのおまけ漫画を書かせていただいているのと、
あと、いろいろ他にも書くことがたくさんありまして、
幸せな仕事をさせてもらっています!

さ、今日も書くぞー。

お盆が終わるとなんだか寂しい。
そう、つまり「夏の終わり」です。
夏期休暇が開けるのと同時に
そんなきざしを感じている今です。

こどものころは、
それでも夏休みでしたが、
大人たちが仕事に戻っていく頃には、
もう夏休みの大イベントは終わっていて、
お盆明けの月曜日のワイドショーを見ると、
楽しかった夏休みもいよいよ残りわずか、
日常がまた戻ってくる感じが
したものでした‥‥。

ああ、それが、今日!
でも、日常だって、
楽しいことがいっぱいあるはず。

私は先日
「沼のハナヨメ200回記念」として
大好きなチーズケーキを
作っていただいちゃいました。
うれしい!

特に漫画の中では
なにも触れていませんでしたが、
本日更新は201回目となります。
ご覧いただいているみなさま、
いつもありがとうございます。

当たり前のことをいいますが、
ウニっておいしいですよね〜。

ウニ嫌いっていう人も
結構いますけど、
私もこどものころは
なんとなく苦味を感じて、
あんまり好きでは
なかったような気がします。

それが!
今は大好物です。
気仙沼にきて、
新鮮なとれたてのウニを食べて、
苦味なんてまったくなくて、
甘みが感じられるような
おいしいウニを食べて以来!
大好きになりました。

あったかいご飯に乗せると
ぜいたくな卵かけ御飯を
食べてる気分です。

先週の、私にとっての
一番大きなニュースは、
漁師さんたちが港に帰ってきた時、
入れる銭湯「鶴亀の湯」の入った
「みしおね横丁」がオープンしたことでした。
ほぼ日でも社長や、永田さん、
山下さんがやってきて、
ひとっ風呂あびたり、
オープニングセレモニーに参加したり、
テキスト中継を行ったりしました!

銭湯のほかには、朝飯の食べられる食堂、
BAR、メキシカン料理、インドネシア料理、
沖縄料理といろんなお店が集まりました。

「漁師さんのために」というのが
ここのコンセプトの一つ。

インドネシアの船員さんたちも多いので、
お祈り場となる「モスク」も
設けられています。

こんな横丁、
なかなか他にないと思いますし、
横丁のお店は
ぜんぶトレーラーハウスで作られてるので、
どんどん拡張していきそうな
予感もして、わくわくします。

嬉しくてたのしくて、
オープンしてからも、
なんども通ってます。

また、観光におすすめの場所が増えて、
うれしいです!

沼のハナヨメでも紹介しましたが、
この時期、カツオが旬です!

最近は、カツオをタタキにするお店も
増えてきましたが、
気仙沼は、タタキにせずそのままの刺身で
食べるところも多いです。
どっちもそれぞれにおいしいですが、
私は薬味は「にんにく派」です。

にんにくスライスを、
醤油につけておいたものを
カツオ刺しにのせるとおいしい、
とお店で知って、それからハマってます。

気仙沼は「カツオ」の話題が
どこに行っても聞こえるような
この季節。
そんな一方で、私は、
最近、初めて「赤坂公衆園」という、
気仙沼の海からすこし離れた場所に
初めて行ってきたりもしまして、
あたり一面、
いっぱいに咲く紫陽花の景色を
楽しんだりしました。
ここ、なんと、個人の土地に植えられた
紫陽花なんだそうで、
無料で見学できるところなんです。
これまで知らなかったけど、
この時期最高にきれいなスポットでした。