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2017-07-17

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・じぶんの「ホーム(家)」がどこだかわからないくらい、
 世界中を飛び回っている濱口秀司さんと、
 対談の機会をいただいて、昨日お会いした。
 濱口さんの仕事は、守秘義務のあることが多くて、
 なかなか気軽に発表できることがないのだけれど、
 伝えられる範囲で、たっぷりと話をしてくれた。
 「いちばん長く滞在しているホームって、どこですか?」
 という質問に、いたずらっ子のように、
 「飛行機の中かも知れませんね」と言うような人だけど、
 対談をしている間、時計の針はぐるぐる回って、
 無理やりにタイムアウトにしたのが6時間後だった。
 まだまだ、話したりないこと
 聞きたりないことばかりなので、
 この続きをタイミングの合うときに、
 またやりましょうということになった。
 「ほぼ日」にも、その一部分は掲載できると思うが、
 掲載できるかどうかを欲張って、
 話の内容が、観客向きになり過ぎるのもよくない。
 「ほぼ日」の読者のことはもちろん大事にしているし、
 「ほぼ日」ならではのコンテンツを、
 なるべき惜しみなく出していきたいとは思うのだけれど、
 そのために、人と人とが会って話すという自然なことが、
 妨げられてしまうのはいけないと、ぼくは思っている。

 「ほぼ日」のなかに、たとえば吉本隆明さんの、
 たとえば谷川俊太郎さんの、たとえば横尾忠則さんの
 登場するコンテンツはたくさんあるけれど、
 それ以外の時間にお会いして、
 とても大事な話を聞いていたこともたくさんある。
 録音機のスイッチを入れないで、
 だれをよろこばせるわけでもなく、人が人と会う。
 そういうことがあるからこそ、掲載される対談もできる。
 どんな機会も、どんな時間も、ぜんぶ使っちゃいけない。
 もちろん「もったいない」ということもあるんだけれど、
 そこらへんは、守っていきたいところだなぁと思うのだ。

 それが、たとえば糸井重里というひとりの人間の、
 生活を認めるということのような気がする。
 糸井重里を認めてやらないと、
 ぼくの仕事はできなくなっちゃうからね。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
検索しても、濱口秀司さんの著書はないです。出してない!

土曜日、日曜日と祝日の「ほぼ日」は9時に更新しています。
昨日の「今日のダーリン」を読み逃した方はこちら。

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