シュタイフと一緒に
就活を楽しみました

川口 航さん(株式会社東北新社)

ぬいぐるみメーカー「シュタイフ」のカバーの
「ほぼ日手帳」をお供に選んだ川口さん。
現在は、映像制作をお仕事にされています。
シュタイフと一緒の就活について聞きました。
− めずらしいですね。なぜ、シュタイフだったのですか?
単純に愛でられますし、
さすって心地いいので
「シュタイフ」を持ち歩いていました。
ふつうのノートを開いている人の隣で、
「シュタイフ」だと「いいかな」と思いましたし、
話のきっかけになるじゃないかと。
でも、モヘア生地でモフモフしていたので、
夏までに就活を終わらせなければ
という思いはありました(笑)。
− 就活はどんな時間でした?
就活は3月からはじめました。
大学時代はずっと芝居ばかりでしたが、
なぜか自信はありました。
社会を見ることができる機会なので活かしたいと思い、
マスコミ、絵本の会社、ウエディングと
いろんなジャンルを受けてみました。
サラリーマンは父以外に話したことなかったので、
いろんな会社の人に会うのが楽しかったですね。
− 就活を楽しんでいたのですね。
それに、会社説明会のついでに、
個展やイベントに行ったりしていました。
説明会じゃないと行かない場所で、
大好きなカメラマンさんの個展を
見ることができてうれしかったです。
その感想は説明会のメモより、
テンションが高かったですね。
− 就活では、「ほぼ日手帳」をどのように使っていましたか?
みっちり書くことの憧れがあって、
とにかく書いていました。
舞台や個展、イベントの感想や
アルバイトのことをメモしていたのですが、
そこに就活が加わった感じです。
就活は、つっこみが多かったですね(笑)。
会社説明会で隣に座った人の
うなずく数が多かったことや面接官のしぐさなど、
手帳を広げていると怒られないので、
「聞いているぞ」という感じを出しながら
書きこんでいました。
− どうして、東北新社を選んだのですか?
きっかけは、大学3年生の3月でした。
キューライスさんの個展を見ていたときに
東北新社に在籍していたことを知り、興味を持ちました。
すぐに調べて、
すてきな映像作品が多かったので申し込みました。
東北新社は第一志望だったので、
面接は戦略的に考えて、
話すことを「ほぼ日手帳」に書きこみました。
東北新社のメモはダントツ多かったですね。
強い言葉や気になった言葉は残していました。
− 特に記憶に残っているページはありますか?
東北新社の面接では、
将来こうありたいという話をしていましたね。
「こういう家で、こんな奥さんと子どもがいて、
そのときに見たいCMは‥‥」といった感じです。
クリエーターの中島信也さんから
「君はよく子孫のことを考えているなぁ。
がんばらないと子どもはできないからなぁ」と言われて、
「がんばります」と答えたことを、
手帳に書いています。
− 夏までに就活は終わりました?
意外に早く終わりました。
5月21日のページには、
「つまらない芝居が終った後に、合格の電話がきた。
電話ってなんかいいな。ドキドキする」と残していました。
− 就活を振り返ってみて、「ほぼ日手帳」はどんな存在でしたか?
面接の前には、シュタイフをさすって、
手帳に貼っていた川島小鳥さんの写真や
ミロコマチコさんのポストカードを見て、
「さぁ行くか」と気持ちを上げていました。
クリアファイルは松本大洋さんでしたし、
kanocoさんと一緒に撮ったチェキを入れておいて
参考書を見ている人の隣で、
大好きな世界を見ていましたね。
「ほぼ日手帳」に大好きを入れて、就活していました。