アライグマ

「どうぶつなに飼いたい？」
小学校の帰り道ともだちに聞かれて
「パグかアライグマ」と答えた。
パグを飼う夢は
中学生になった年に見事叶ったが
アライグマを飼うことは
残念ながらなかった。

なんでもかんでも
一生懸命洗うアライグマが
アイスクリームまで洗ってしまい
みるみるうちに溶けてなくなって
あっけにとられている様子を
テレビで見た時は
愛おしすぎて涙が滲んだ。

この子はなにを洗っているのかな？
溶けないものだといいのだけれど。

（横尾香央留）

きらっと水面が光る銀色の川で、
せっせとお洗濯中のアライグマ。

カラフルな洗濯ものは、
横尾さんがオリジナルの作品で使用していたのとおなじ、
京都の糸専門店・AVRILの糸で表現しました。

アライグマの顔や体の、
ざくざくっとした刺しゅうステッチも
精巧に再現されています。

サイズについて

＜ワッペン取り付け時のご注意＞

ワッペンは、レイアウトを保つため
透明フィルムに付着した状態でお届けいたします。

接着していただく際も、
フィルムをつけたままアイロンがけをしていただけるのですが
このアライグマの洗濯もの部分で使用している素材に限っては
アイロンの熱によって、
透明フィルムにくっついたり、色移りをする可能性があります。
アイロンをかける際は、フィルムを剥がしてから
あて布をして、かけていただくことをおすすめいたします。