ご注文の前に知っておいてほしいこと

ご注文の前に知っておいてほしいこと

「やさしいタオル」は
ふんわり・軽くて・やわらかいタオルにするために、
さまざまな工夫をこらしています。
そのためいくつか、ふつうのタオルとは違う
デリケートな特徴をもっています。
ここでは実際にお使いいただいたときに、
より満足していただけるよう、
「やさしいタオル」のご注意点をお伝えします。
また、ご注文やお届けに関して
お客さまに気をつけていただきたい点についても
あわせてご案内いたしますので
よくご理解いただいた上でお申し込みください。

お申し込み・お届けについて

・お使いのパソコンのモニターによって、
 実際の色の印象が違って見えることがあります。

ページに掲載している商品写真は、
実際にお手元にお届けするものと
同等の色・品質を持った
サンプル品を使用しております。
色や質感などが、商品と違う印象にならないよう、
十分注意しているのですが、
インターネットを通じてご覧いただくという都合上、
私たちがご覧いただきたいと思う色と、
みなさんがご覧になる色と
完全に一致させることはできません。

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・「やさしいタオル」のパッケージが新しくなりました。

これまで、「やさしいタオル」は
ジップ付きの透明ケースにいれて
お届けしてきましたが、
今回の販売より、こちらの新しいパッケージで
お届けすることになりました。

「やさしいタオル」の特長でもある「やわらかさ」と「軽さ」を
  パッケージでも表現できるよう、薄くてやわらかいビニール素材を
 採用しています。

なお、今回の「やさしいタオル」の販売にあわせて
ほぼ日ストアではギフト発送も
ご利用いただけるようになりました。
(※ギフト発送について、くわしくはこちらをごらんください。)
別途、プレゼント用ラッピングなどの
ご用意はないのですが、
こちらの新しいパッケージは
ギフト用にも十分対応できますので、
どうぞ、ご利用くださいね。

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タオルの特徴について

・両面がパイルの一般的なタオルとは、ボリューム感が異なります。

軽く、やわらかく、吸水性がよいことを
大切にしている「やさしいタオル」。
その軽さは、片面をピマコットンのパイル、
もう一面をガーゼにすることで実現しています。
軽いということは、つまり、
薄いということでもあります。
両面がパイルのタオルの
「厚さ」や「重さ」とは質感が違うため、
手に取られたときに意外に思う方も
いらっしゃるかもしれません。
「軽くて薄いけど吸水性がとってもいい」
‥‥両面パイルのタオルとは違う軽さと薄さは
「やさしいタオル」の特長のひとつです。

バスサイズの「やさしいタオル」を
 四つ折りにした高さを測ってみました。
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・色によって、手触りや吸水性が少し異なります。

どんな布製品にも言えることですが、
同じ品質の素材を使用していても、
染めた色によって手触りや吸水性が若干異なります。
繊維を染めるときには、
色が洗濯のときに落ちてしまわないように
「定着剤」というものを使用することがあります。
この定着剤が、繊維を少しだけですが硬くし、
吸水性を落としてしまう性質を持っています。
かなり感受性の強い方だと、
その差を感じてしまうんですね。
とはいえ、大幅にちがいがあるわけではなく、
「定着剤」を使っているタオルにも
十分な吸水性がありますので、ご安心ください。

なお、今回の新しいデザインで
「定着剤」を使用しているものは、

・ティッキングストライプ ディープレッド(ガーゼ面)
・ティッキングストライプ ネイビー(ガーゼ面)
・ウインドウペーン ブラック(ガーゼ面)
・ブルーブラック(パイル面とガーゼ面)


以上の4つのデザインとなります。

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・パイルの糸が光沢があり滑りやすい。
 つまり、糸が抜けやすいです。

「やさしいタオル」のパイルは、ふつうのタオルよりも、
パイルが抜けやすくなっています。
理由は、使っている特別な糸にあります。
このパイル糸は、毛羽立ちのすくない
「超長繊維綿」のピマコットンを使っています。
そして、さらにこの糸に、
「LA加工」をほどこしていて、
糸をふっくらとさせていますので、
繊維自体にしわが少なくなっています。
つまり、糸が、「ツルツル、すべすべ」しています。

LA加工あり
▲断面   ▲側面

LA加工なし
▲断面   ▲側面

このつややかな糸には摩擦が少ないので、
一度ループ(パイルの糸の輪)をひっかけてしまうと、
するするとパイルが出てきてしまうということなんです。
さらに、LA加工をほどこした糸でつくるパイルは
ループのよじれが少なく、
ふっくらとして堅くならないという利点の反面、
ループをひっかけてしまいやすい
という弱点もあります。

▲LA加工あり   ▲LA加工なし

このつややかな糸には摩擦が少ないので、
一度ループ(パイルの糸の輪)をひっかけてしまうと、
するするとパイルが出てきてしまうということなんです。
さらに、LA加工をほどこした糸でつくるパイルは
ループのよじれが少なく、
ふっくらとして堅くならないという利点の反面、
ループをひっかけてしまいやすい
という弱点もあります。

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・ハンドタオルの端は波打ちしやすいです。

ハンドタオルは織機の関係で、
他のフェイスタオルなどと
左右の端の始末の方法がちがい、
ミシンでかがる方法をとっています。

左:ハンドタオル 右:フェイスタオル

できるだけ、タオルを作るための糸と
収縮率の近い糸を使っているのですが、
それでも糸に性質のちがいがあるために、
洗濯・乾燥を繰り返し、使っているうちに、
端が波打ってしまう可能性があります。
気になる場合は、洗濯物を干すときに、
ピンと端を伸ばしてから干していただいたり、
ふつうのハンカチと同じように、
乾燥後、アイロンをかけていただくと、
波打ちを抑えることができます。
なお、乾燥機を使うと縮み率が大きくなりますので、
ご注意ください。

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・「ティッキングストライプ」は
 洗濯をくりかえしていくうちに
 多少の色むらがでてきます。

「ティッキングストライプ」のタオルは
「捺染」という手法を使って、柄を染めています。
糸を完全に染料につけるのではなくて、
柄の形に抜いた型の上から染料を塗りますので、
たいへん厳密に言えば、糸の繊維の深い部分では、
どうしても染めが均一にはなりません。
洗濯をくりかえして、ちょっとずつ退色していくときに、
多少のムラになる場合があります。

このような、使い込んでいくうちの変化も、
味わいの一つだと、「ほぼ日」は考えておりますが、
このことについて、あらかじめご了承ください。

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・「ティッキングストライプ」は、色味に個体差があります。

「ティッキングストライプ」のタオルは、
1枚ずつプリントするため
インクののりに、若干の個体差があります。
同じデザインで複数購入された場合は、
色味に多少のぶれが生じている可能性がある
ということをあらかじめご了承くださいませ。

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お使いになる前に

・パイルがつぶれた状態で届きます。

工場から出荷されるときに、
発送場所までは
タオルが段ボールにはいってやって来ます。
けっして、ぎゅうぎゅうに
押しつぶされているわけではないのですが、
どうしてもタオル自身の重みで、
パイルがつぶれてしまっているんです。

洗濯をしてあるタオルと、
届いたばかりのタオルをくらべると、こんなにちがいます。

上:洗濯してあるタオル
下:届いたばかりのタオル

また、「ティッキングストライプ」と
それ以外のタオルでは、
洗浄される工程が若干違います。
そのため、袋詰めされる段階では
「ティッキングストライプ」のほうが、すこしふっくらしています。
もちろん、そのあとの運搬の流れの中で
下の方にあったタオルは「ティッキングストライプ」のタオルでも
すこし押しつぶされているような状態に
なってしまう可能性もあるのですが、
いずれの場合も、
デザインによってや商品によっては、
届いたときに見た目や手触りが
すこしぺしゃんこに感じられる場合があります。
洗濯をすると、同じような使用感に
なっていきますので、どうぞご安心くださいね。

「やさしいタオル」の仕上げには、
四国山脈からの伏流水を使って洗っています。
そのため、お届けしたそのままを使っていただいても、
吸水に問題はまったくないのですが、
ふんわりとした肌触りを楽しんでいただくためにも、
お手元に届いたら1回洗濯をしてください。

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・使い始めのときに、タオルから細かい繊維がでてきて、
 顔や体につくことがあります。

タオルの工場では、糸からすこしずつほぐれた
綿の繊維が空気中に飛散しています。
そして、織り上げるときにその繊維が
タオルのパイルやガーゼに
巻き込まれてしまうことがあります。

タオル製作の最後の工程では、
きれいな水を使っての洗浄を行いますが、
そのとき落ちきれなかった細かい繊維が、
お届けする商品に残っていることがあります。
これは、1〜2回の洗濯では落としきれないため、
顔や体を拭くときに、
ちょっとずつ出てきてしまうことがあります。
顔を拭いた後に、
手でぬぐってみると、手に繊維がついてきたり、
洗濯のときに水に落ちてきて
洗濯の水が染まったように見えることがあります。
何回か洗濯していけば、巻き込まれた繊維は
自然に落ちきってしまいますので、
拭くときに「繊維が出てきて顔に付着する」、
ということや、
「洗濯の水が染まったように見える」、
ということはなくなっていきます。
でも、届いてから2〜3回の洗濯は、
繊維が他の洗濯物についてしまうことがありますので、
「やさしいタオル」だけで洗濯することを
おすすめいたします。

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・洗濯のときに、
「塩素系漂白剤」「蛍光増白剤がはいった洗剤」は使えません。

「塩素系漂白剤」、
「蛍光増白剤がはいった洗剤」を使うと、
せっかくの「やさしいタオル」が、
変色や、不自然な色あせをしてしまいます。

色の変化を楽しみたい場合は別ですが、
洗濯をするときは、粉石けんや液体洗剤など、
「蛍光増白剤がはいっていない洗剤」をお使いください。
また、お日様のもとで乾かしたタオルは
気持ちの良いものですから、
乾燥方法も、お好みで選んでくださればよいことですが、
色落ち、色あせを防止するには、
風通しのよい場所で陰干しをしてください。

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・タオルを洗って乾かしたときに多少縮みます。
 特に乾燥機で乾かした場合、縮み率が大きくなります。

洗濯すると、タオルが少し縮みます。
特にハンドタオルの耳の部分は
縮むことで波打ちしやすくなっています。
また、乾燥機で乾燥すると、縮み率が大きくなります。
具体的には、乾燥機で乾燥をすると、
バスタオルで、縦・約5センチ、横・約2センチ、
フェイスタオルで、
縦・約3センチ、横・約1センチ、
ハンドタオルで、
縦・約1センチ、縦・約1センチほど縮みます。

(新品を1回洗濯機で洗濯をし、乾燥機で乾かしたもの。)
自然乾燥の場合は、
乾燥機にくらべて縮み率は小さいのですが、
バスタオルで、縦・約2センチ、横・約1センチ、
フェイスタオルで、縦・約1センチ、横・約0.5センチ、
ハンドタオルで、縦・約0.5センチ、縦・約0.5センチです。

(新品を1回洗濯機で洗濯をし、そのまま自然乾燥したもの。)

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「やさしいタオル」について
あらかじめ知っておいていただきたいことを
ご紹介いたしました。
どうぞ、よくお読みいただき、
ご納得いただいた上で
ご注文いただければうれしいです。