予告2
岡本太郎
「太陽の塔」「明日の神話」
「ほぼ日手帳2016 spring」には
新しく岡本太郎のカバーが登場します。
オリジナルが2種類に、カズンが1種類。
作品からエネルギーが伝わってきて、
モリモリっと元気が湧いてくるカバーです。
眺めているだけで「マイナスに賭けろ!」
「生きるスジは誰にも渡してはならないんだ」
「きみは本当は激しく生きたいんだよ」など、
TAROの声が聞こえてくるかのよう。
それぞれのカバーについて、ご紹介します。
太陽の塔
太陽の塔(オリジナル用カバー)
[オリジナル]カバー&本体セット 7,992円 カバーのみ 5,832円
はじめての、輝くシルバーのほぼ日手帳です。
濃い黒で立体的に描かれているのは、
岡本太郎が1970年の大阪万博のために製作した
『太陽の塔』の背面に描かれている「黒い太陽」。
無感情の顔のまわりには、にょきにょきと
力強い火焔模様が伸びています。
「黒い太陽」は大阪万博では人々を見守るかのように
万博の「お祭り広場」に向かって佇んでいました。
この手帳でも「黒い太陽」は、
持つ人を穏やかに見守りながら、
なにかを語りかけてくるかのよう。
ぜひいつもそばに置いて、
毎日の大事な相棒として使ってください。
手帳の内側やしおりの色は、濃い黒。
使用したシルバーの生地は、シボ感のある合成皮革で、
日常の細かな傷などがつきやすいものですが、
ほかにない深い輝きにはそれ以上の魅力があり、
あえてこちらの素材を選んでいます。
太陽の塔
1970年の大阪万博で、岡本太郎が担当した
「テーマ館」の一部として作られた
高さ70メートルの大モニュメント。
未来を象徴する大屋根を
突き破るような形で作られ、
その内部や地下は、生命の樹などの
人類のこれまでの歴史をたどる
展示スペースになっていました。
近未来的なパビリオンがひしめく
大阪万博のなかで、
まるで太古の昔からそこにあったように佇み、
圧倒的な異物感を放っていました。
明日の神話
明日の神話
明日の神話(オリジナル用カバー・カズン用カバー)

[オリジナル]カバー&本体セット 4,752円 カバーのみ   2,592円
[カズン]カバー&本体セット 7,344円 カバーのみ  3,564円
岡本太郎の作品『明日の神話』を
おおきく全体に配置したプリントカバーです。
『明日の神話』は原爆の炸裂する瞬間を描いた、
岡本太郎最大の壁画作品。
岡本太郎のパートナーである岡本敏子さんは
この絵について、こんなふうに話していました。
「これは原爆という、まったくまがまがしい力が
炸裂した瞬間に、人間の誇りが負けずに
バーッと燃え上がったんだぞ、という絵なんです。
そんなの、岡本太郎じゃなければ描けない絵なの。
いいぞぉー!」
どんなマイナスをも乗り越えてゆくエネルギーを
巨大なスケールで描きだした原色の絵は、
見る人の心に圧倒的なエネルギーを呼び起こします。
手帳の内側の色は、燃えるような赤。
来る一年、いのちのエネルギーを
いっそう燃やして生きていきたい人に。
ぜひ毎日持ち歩いて使ってほしいカバーです。
明日の神話
『太陽の塔』と同時期に
岡本太郎がメキシコのホテルのロビー用に
描いていた、長さ30メートルの壁画作品。
不運にもホテルの完成間近に
ホテル自体の経営が立ち行かなくなり、
壁画も行方不明になっていたが、
2003年にメキシコシティの郊外で発見。
太郎の長年のパートナーである
岡本敏子さんの願いが実を結び、
翌年「『明日の神話』再生プロジェクト」が発足、
多くのかたの協力のもと、
日本への移送、修復がおこなわれ、
37年ぶりに輝きを取り戻しました。
現在は1日30万人以上が行き交う
東京・渋谷駅の連絡通路に設置されています。
岡本太郎グッズ
また、「太陽の塔」「明日の神話」の
手帳の発売に合わせて、
岡本太郎グッズもいくつか販売します。
岡本太郎グッズ
今回の手帳の発売を記念して、
TOBICHI2では、
2月5日(金)〜21日(日)の期間、
「岡本太郎展(仮)」を開催します。
(詳細はあらためて告知いたします)
また会場では
手帳カバー「太陽の塔」「明日の神話」を
イベント限定の特典つきで
販売する予定です。
どうぞ、おたのしみに。
・・・春からの一年を、TAROとともに。
ほぼ日手帳2016spring
ほぼ日手帳2016spring
2016.2.1 MON ON SALE