ナイスなつかいかたコレクション あのひとの、つかいかた。 001「天童木工」デザイナー 柴山修平さん 見返したときにうれしい「自分のための雑誌」をつくる感覚。

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ほぼ日手帳のナイスなつかいかたを、つかっているご本人に訊く、「あのひとの、つかいかた」。お一人めは、家具メーカー・天童木工のデザイナー、柴山修平さんです。天童木工さんには、「第一回ほぼ日作品大賞」でお世話になったのですが、そのときお会いした柴山さんが、「ほぼ日手帳」をかなり活用されているごようすだったのが、今回の取材のきっかけでした。柴山さんのほぼ日手帳のつかいかたは、ご本人によると、「あとで読み返したときにたのしいように、 『自分のための雑誌』をつくっている感覚です」とのこと。へえ、「自分のための雑誌」って、おもしろそう!さっそく拝見させてください。

天童木工 第一回ほぼ日作品大賞

●思いついたことを書くのが「ほぼ日手帳」

オリジナルの「TSブラック」の手帳を鞄に入れて
常に持ち歩いているという柴山さん。
「スケジュール管理と、あとは
 思いついたことなどを気ままに書く場として
 つかっています」とのこと。
手帳にデザインスケッチを書くこともあるそうですが、
仕事用のデザインノートは別にあって、
思いついたことを書くのが「ほぼ日手帳」だそうです。
「スケジュールといろんなメモが混じり合うのも、
 『ほぼ日手帳』の好きなところです」
そうおっしゃる通り、全体に、とても自由に、たのしんで
おつかいになっているのが印象的です。
「『ほぼ日手帳』って実際つかうと
 自由度がものすごく高いじゃないですか。
 方眼もいろんな書き方ができるし、
 ちょうどいい余白もたっぷりあるし。
 好き勝手につかって、たのしんでますね」

柴山さんの手帳に書かれた椅子のデザインの
アイデアスケッチ。

「銀紙に裏から文字を書いたらどうなるんだろうって。
 そういう実験をしてみたページです
 いずれ何かの参考になるかも、と思って
 貼ってます(笑)」

時間軸に描かれたりんごは、近所の農家のお手伝いだそう。
「仕事の前とか、仕事帰りとかにちょっと寄るんです。
 山形県に暮らしている実感や喜びもあり、たのしいです」

「月間カレンダー横の余白、好きです。つかいやすい。
 展覧会情報などを書くことが多いです」と、柴山さん。

あとで見返すための「自分の雑誌」をつくる感覚

柴山さんの手帳を開くと目に入ってくるのは、
たくさんのスケッチや、
読んだ本や雑誌、見た映画などから
インスピレーションを受けたイラストたち。
そして、柴山さんが「なるほど」と思った言葉の数々。
「『自分のための雑誌』をつくっている
 感覚かもしれません。
 いつも書きながら、
 数年後に見返したときにもたのしいように、
 ということを意識しています。
 じっさい昔の手帳を見返すことも多いんです」
なるほど、手帳を使いおわったときには、
自分にインスピレーションを与えるものが集まった
1冊の雑誌ができあがるわけですね。
それは、なんだかうらやましい!
このつかいかた、とてもたのしそうです。
手帳を拝見させていただいたときも、
書かれているひとつひとつに思いがこもっていて、
1ページ1ページ、読み込んでしまいました。

「誰かがぽろっと言った言葉や文章、
 自分の考えたことにはフキダシをよく使ってますね。
 自分なりの、『日々の言葉』です。」

「もともと文字が好きなんです。方眼だといろんな書き方が
 できるのもたのしいですよね」

印象深かった「日々の言葉」には、
線を引いて見返せるように。

「すごいな」と思った広告を図にして記録しておく。
図として書いておくと、
時間が経っても思い出しやすそうです。

4年がかりでずっと関わってきた組み立て式の椅子
「コシェルチェア」が発売を迎えた日のページ。
「いま開いてもうれしさがよみがえります」と、柴山さん。
ちなみに「コシェルチェア」は「ほぼ日」でも
打ち合わせスペースで愛用させてもらっています。

●「ぜんぶ真っ黒の手帳にしたくて、小口を黒く塗ってしまいました」

柴山さんの「ほぼ日手帳」のつかいかたの自由さを、
いちばんあらわしているのは、
黒いインクで塗られた、小口部分かもしれません。
「ぜんぶ真っ黒の手帳がいいなと思って、
 黒く塗ってしまいました」
また、ボールペンのつかいかたもおもしろくて、
なんと、トンボの「REPORTER」に
三菱の「JETSTREAM」の芯を
入れていらっしゃいます。
「やってみたら、ぴったりだったんです(笑)。
 一番好きな書き味で、一番好きなカタチのペンです」
いやあ、自分好みの手帳にするアイデアって、
まだまだいろいろあるんですねー。

黒く塗られた小口の部分。
意外な方法で手帳に個性を出せるんだなと、
びっくりさせられたカスタマイズでした。

柴山さんのカスタマイズペン。
実際に書かせてもらいましたが、
書き味がとてもスムーズでした。

最後に、こんなお話を聞かせてくださいました。
「『ほぼ日手帳』をつかっていると、
 ミーティングの場などで初めて会った人から
 自分もつかってます、と言われることがあるんですけど、
 これも『ほぼ日手帳』ならではですよね。
 なんだか仲間に会ったような気がして、
 お互いにちょっと、テンションがあがるんです(笑)」

柴山さん、どうもありがとうございました!

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  • 001 映画監督 砂田麻美さん  ストーリーを感じるモノが、 そばにあるといううれしさ。
  • 003 丸善丸の内本店 一般書売場 田中大輔さん 気に入った本のフレーズはすかさず記録! 自家製「読む手帳」としてのつかいかた。