くたくたになっても。

  • タンピコは、素材から縫製まで
    すべてフランスで手づくりされています。
  • 日本だと、その素材から「完璧であること」を
    求めるところがありますが、
    フランスの考え方は、すこしちがいます。

    たとえば、もともと繊維にある「ネップ」。
  • ▲生地の表面に見える黒っぽい点々が、ネップです。
  • 繊維がからみあうことでできる糸の節、かたまりですが、
    これを「あることが、自然」と考えます。

    革製品の表面にある、「血筋」とよばれる模様や、
    バッグをつくるさいについてしまう
    ちいさなかすり傷のようなもの、
    こういったことまで含めて「そういうもの」と考えます。
  • ▲黒の生地の表面には、
    つくる時についてしまった擦れた跡のようなものが、
    うっすらと見えることがあります。
  • ▲革にも、工程上ついてしまう小さなかすり傷のようなものや、
    裁断のときに落ちきれなかった小さな毛羽だちがあります。
  • つくり手であり、みずからが使い手でもある
    ニコルさんたちにしてみると、
    使っていくうちにつく傷と同様に、
    それは、バッグが完成するまでの手間を反映した、
    いとおしい個性のひとつです。
  • けれども輸出先によっては(とくに日本では)、
    ニコルさんたちが自信を持って送り出した製品が
    「B品」扱いになってしまうことがあります。

    取引先によっては、厳しい品質基準をクリアできず、
    返品されてしまうこともあるのだとか。

    今回、いくつかそういうバッグを見せてもらったのですが、
    私たちが思ったのは
    「けっして、遜色はない」ということでした。

    すべて同じように「完璧にぴかぴか」だということは、
    タンピコが機械で大量生産するものではなく、
    自然の素材から手づくりをしていることを考えたら、
    無理なことだと感じました。

    ですから、使い勝手にかかわるようなものは別として、
    あるていどの「ばらつき」を許容し、
    入荷することにしています。
  • ▲縫い目から、ほんの少し黒い糸が見えることがあります。
  • 下の写真のバッグは、日本でタンピコの仕入れを担当している
    スタンプスの吉川さんが、数年来、持ち歩いてきたもの。
  • 最初は硬く、なかに何もいれなくても
    自立するほどだった2枚仕立ての布が、
    使ううちにやわらかく、くたっとなってきたことが、
    吉川さんはたまらなく嬉しいそう。

    ニコルさんたちが言うように、タンピコは、
    「日常の道具」として使い、
    いっしょに経年変化を楽しむ相棒。

    こんなふうになるまで、使い込んでもらえたら、
    とても嬉しく思います。

そのほか、知っておいてほしいこと

  • ・摩擦・水濡れ・汗・湿気などにより色落ち、
    衣服などに色移りする場合があります。

    特に白色や淡色の物との組み合わせや、
    摩擦や汗、雨などの湿気にはご注意ください。
  • ・日光及び蛍光灯による多少の変色があることも
    あらかじめご了承ください。
  • ・素材本来の風合いをいかすため、
    防水加工は施しておりません。

    水や雨などの水滴はシミや表面が膨張する
    原因となりますので、十分ご注意ください。
  • ・この製品は水洗い出来ません。

    ほこりや汚れは、ブラッシングまたは乾いた柔らかい布で
    軽く取り去ってください。

    汚れのひどい場合は、専門のクリーニング業者へ
    ご相談ください。
  • ・保管の際は風通しの良い場所を選び、
    高温多湿の場所はお避けください。

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