もくじ
- 01 「オイル先行」の魅力
- 02 どんな季節にも、心地いい。
-
03
汗をかく、すべての人のための
ブランドです。 - 04 “解決型” のヘアケアアイテム
- 05 頭皮のいたわり方、教えます。
01 「オイル先行」の魅力
草場 衣川さん、 今日はどうぞよろしくお願いいたします。
衣川 こちらこそ、 お越しいただきありがとうございます。
草場 ここの表参道の店舗、 すごく気持ちがいい空間ですよね。 2020年にブランドをデビューされたときから 注目していたんですけど、 私が一番最初に使って大好きになったのが、 「コアバランス オイル」と、 「コアバランス トーニングローション N」なんです。
衣川 デビューのときから使ってくださったんですね!
草場 ちょうどオイル美容が浸透してきたときで、 ローションの前にオイルを使うという、 「オイル先行型」がすごく刺さったんです。
衣川 athletiaの「オイル先行」というのは、 珍しいですよね。 一時期流行ったオイル美容って、 なんとなく冬にするようなイメージで、 美容液やクリームをつけても乾燥するような方が、 最後にオイルをつけるイメージだと思うんです。 でも実は、オイルにはマッサージで皮膚をほぐしたり、 ローションの浸透を高めたりと、 いろんな効果があるんです。
草場 もともとオイルは好きで使っていたんですけど、 それと同時に、テクスチャーの重たさやベタつき、 肌に残る感じが気になってきていたんです。 それが、「コアバランス オイル」のあとに 「コアバランス トーニングローション N」を使うことで ベタつきもなく、 ほんとうに気持ちよく使えたので、 もう、とりこになってしまいました。
衣川 洗顔のあと、最初にローションをつけると、 皮溝に落ちてしまい、 均一に伸びひろがらないというデータがあるんです。 畑をイメージしてもらうとわかりやすいのですが、 表面が硬いと、水分も入っていきにくくて、 種も植えられないので、 まず耕しますよね。 肌も同じで、 洗顔後すぐの肌は、オイルを使ったマッサージで ほぐすことが大事なんです。
草場 なるほど。 すごくイメージしやすいです。
衣川 athletiaはアクティブライフを応援するブランドなので、 スキンケアステップとしても ウォームアップのポジションにあるのが、 この「コアバランス オイル」です。 肌表面の水分・油分バランスを整えるのはもちろん、 これを使ってマッサージをしていただくことで、 肌がほぐれて、ローションの水分を浸透しやすくします。
草場 これまで別のブランドのオイルを使うときも、 手のひらで化粧水と混ぜてつけるということを 個人的に実践していて、 肌になじみやすいなと実感していたんですけど、 「コアバランス オイル」は、 それが1本の中で完成してるアイテムだ! と思ったんです。
衣川 そうなんです。 オイル層だけだとベタつきやすいですが、 エッセンス層も含まれていることで 肌なじみよく浸透して(角質層まで)、 肌がふっくらします。 これ1本で、オイルとエッセンスが乳化した状態で 肌に塗れるんですけれども、 この後に「コアバランス トーニングローション N」を 重ねると、 さらに肌の上で混ざり合って、 クリームをつけた後のような肌の状態になります。 そして最近、 「コアバランス オイル」には 新しい効果があることがわかったんです。
草場 なんでしょう。
衣川 もともとこのオイルは 保湿、ハリ、うるおい透明感、なめらかさ、 ツヤ、キメを整えるという 6つの効果を持つ「マルチ美容液」なんですが、 7つ目の効果として、 毛穴の目立たないハリ肌の印象になる※ことも 実証されました。 ※肌を引き締める事による
草場 へえー、すごい!
衣川 従来の効果にもすべて繋がるんですが、 肌自体が健やかになる、 つまり、内側(角質層まで)から保湿されてハリが出ると、 自然と毛穴も目立たなくなってくるんですよね。
草場 なるほど、そうですよね。
衣川 この効果のデータを取ってくれた研究所の方も、 オイル剤形で毛穴の目立たないハリ肌の印象になるのは 珍しいとおっしゃっていました。 オイルと言っても、 「コアバランス オイル」は、 オイルとエッセンスの比率が6:4になっていて、 マッサージオイルとしてのすべりのよさと、 指どまりのよさをどちらも実現したバランスなんです。 別の比率も全て検証した結果、 これがベストだったんですね。
草場 すごく考えられたバランスなんですね。
衣川 エッセンス層には、 「コアバランス トーニングローション N」にも含まれる ブランド共通成分 「ビオ エナジェティック コンプレックス※1」が 配合されていて、 6割のオイルの方には、 マカデミア種子オイル、月見草オイル、 ホホバオイルといった、 エモリエント効果のある植物由来オイルが 10種入っています。 種子系はとくに、 発芽する力、エネルギーを持っているオイルですよね。 athletiaのスキンケア製品を開発をする上で、 「植物の力を肌の味方に」という考え方がありますが、 「コアバランス オイル」は まさにそれを象徴したアイテムだと思います。 ※1 アシタバ葉/茎エキス、シソ葉エキス、コメ発酵液、グリセリン(保湿成分)
草場 なるほど。 「コアバランス オイル」は、 athletiaのキーアイテムとして いろんなメディアで目にしていたんですけど、 私は「コアバランス トーニングローション N」も 大好きです。 この香りのよさと、 テクスチャーがサラサラしているのに しっとり感が続くところがすごく気に入って、 こんな化粧水、めずらしいなと思ったんです。
衣川 ああ、うれしいです。
草場 ボトルの見た目も、 個人的にすごく好みなんです。 容器はガラスですよね?
衣川 はい。 athletia グループ内の製造工場で出るガラスの端材を、 「工場内ガラスカレット」というのですが、 それを90%以上使って再生した容器になります。 実は「コアバランス トーニングローション」が 今年(2025年)の2月にリニューアルをしまして、 容器には、工場内だけでなく、 一般的に市中に出回る再生ガラスも 一部採用しはじめたので、 ブランドコンセプトの1つとして掲げている 「clean beauty」も、 デビュー時より進化を続けています。
草場 リサイクルの質も上がって、 すごいですね。
衣川 もともとこのグリーンのガラスボトルは、 デビュー時からアイコン的な存在なんですが、 それまでカラーガラスの再生は、 色ムラになりやすいことから、 化粧品業界では敬遠されがちだったんです。 けれども私たちは、 そういったところもプロダクトの個性の一つとして お客さまにお伝えしながら、 積極的に取り入れていこうという姿勢です。
草場 使う人も、環境にいい方がうれしいですよね。 「コアバランス トーニングローション N」の中身の方は、 リニューアルされて どういったところが変わったのでしょうか。
衣川 「高保湿・浸透※ 化粧水」という形で、 バージョンアップしました。 ※角質層まで
草場 「浸透」という言葉が加わりましたかね。
衣川 そうなんです。 athletiaの全てのスキンケアプロダクトに入ってる 「ビオ エナジェティック コンプレックス※1」 という成分は、 これまでどおりブランド最高濃度で含まれています。 この成分は、 アシタバ、シソ、コメ発酵液などからできているんですが、 アシタバとシソは、athletia gardenという 完全有機の循環型農園で育てています。 アシタバは、葉と茎のエキスを使うんですけれども、 根の部分やエキスを絞ったあとのカスは どうなるのかというと、 普通は「残渣(ざんさ)」といって、 ゴミとして処理されるんですね。 それを何カ月もかけて攪拌(かくはん)して、 堆肥にしてからまた土に還していくんです。 ※1 アシタバ葉/茎エキス、シソ葉エキス、コメ発酵液、グリセリン(保湿成分)
草場 すごい取り組みですね。
衣川 無駄になるものが何もない、 化粧品におけるゼロエミッション(廃棄物の排出を ゼロにする考え方)を目指しています。 その結果として、 土壌にやさしいのはもちろんなんですが、 栄養分を循環させているぶん、 私たちの肌に還って来るものがあるんです。
草場 へえ。何でしょう?
衣川 シソに含まれるポリフェノールの量が、 2~3倍に増えるんです。 見た目も、 スーパーで売っているシソよりひとまわり大きく、 すごく元気なので、 やっぱり栄養って大事だなと感じます。 そして、この複合成分が何をしてくれるかというと、 肌の角質層のすみずみまで働きかけてくれるんです。
草場 すごいですね。
衣川 そして、 今回の「コアバランス トーニングローション」の リニューアルで新しく配合されたのが、 athletia gardenで作られる 「ブラックペパーミントウォーター※2」という成分です。 ※2 ハッカ水、グリセリン(保湿成分)
草場 へえ。 ブラックペパーミントウォーター※2 は、 どんな働きをしてくれるんでしょうか。
衣川 役割としては、「保湿」です。 化粧水の成分構成って、 一番最初に必ず「水」と書いてありますよね。 それ以外に、美容成分や保湿成分、 植物成分などが入っているんですけれども、 この大部分を占める「水」を見直そうという試みで、 通常配合する精製水の一部を置き換える形で、 ブラックペパーミントウォーター※2 を採用しました。
草場 成分表に書かれている、 「ハッカ水」というのが ブラックペパーミントウォーター※2 でしょうか。 ※2 ハッカ水、グリセリン(保湿成分)
衣川 そのとおりです。 ブラックペパーミントを蒸留抽出したときにできる “ハーバル水” ですね。 このハーバル水について様々な研究をしたのですが、 おもしろい効果がたくさんあったんです。 通常、化粧水には「香料」を入れると、 それを液体に溶かし込むために 「活性剤」も必要なんですけれども、 ブラックペパーミントウォーターの場合は もともとの香り立ちがとてもいいので、 それらの量を減らすことができました。
草場 確かに、リニューアル前より さらに香りが深まった気がします。
衣川 新しい成分もいくつか配合されていて、 代表的なところですと 「シロキクラゲ多糖体」というのが入ってるんですけど、 ヒアルロン酸と同等以上の保水力があります。
草場 うん、保湿力はすごく感じます! この「コアバランス トーニングローションN」は 切らしたくないので、 自宅とメイクボックスとアトリエ、 3ヶ所に置いています。