大好きな口紅を主役に、
きれいになることを楽しむ
シンクー
鈴木恵子
後編は、シンクーの立ち上げメンバーで、
コンテンツやSNSを担当する私、鈴木です。
前職は出版社で女性誌の編集をしていました。
17年間働いたあと、紆余曲折あり、
ほぼ日でシンクーを立ち上げることになりました。
編集者時代はビューティページの担当も長く、
多くのヘアメーキャップアーティストと
一緒にページを作ってきました。
さまざまな切り口で誌面を作るなかで、
彼らの高い技術や発想力に触れ、感動し、
それをどう読者に伝えたらよいか考える日々でした。
シンクーでは、商品開発から関わっているので、
「これを使ってみてください」と
自信をもって送り出せることに、
雑誌作りとはまた違うおもしろさを感じます。
私の朝は、デビューコレクションである
しぐさミラーとヴァニティポーチ、そして、
システムキャビネット ヴァニティバッグを
ダイニングのテーブルにセットする、
身支度の時間からはじまります。
さっきまで、にぎやかに朝食をとっていた場所が、
自分だけのメイクルームに早変わり。
▶メイクは必ず自然光が入る場所で。
いい光がある位置に、鏡とモバイル・ドレッサーを持っていきます。
たくさんのメイク特集を作ってきて思うことですが、
自分らしくいられる好きなメイクの「型」って、
そんなに多くはありません。
たとえばアイメイク。左右で形が違ったり、
できれば隠したい悩みもあったりして、
似合うメイクは限られてくるし、
年齢を重ねるごとに目元の表情も変化します。
それまでのアイメイクに違和感を抱いたら、
鏡をよく見て、研究して、微調整をしてきました。
結果、アイメイクはゆるやかに変化しつつも、
基本的にはワンパターンです。
そのぶん、大好きなのは口紅です。
システムキャビネット ヴァニティバッグの
4つのポーチのうちのひとつがいっぱいになるほど、
いろんな色、質感、デザインのものを揃えています。
▶高濃度のマットな赤から、ベージュ、ショッキングピンクまで。
とくに、リモートワークが増えてからは、
ひと塗りで表情を明るくしてくれて、
気分まで切り替えてくれる口紅は、
欠かせないアイテムになりました。
スタンプのようにポンポン押し付けてみたり、
リップラインをオーバー気味に描いてみたり。
唇って、本当に、遊べる余地のあるパーツです。
システムキャビネット ヴァニティバッグは、
インナーポーチが取り外せる点も便利です。
週に一度の水泳には、
ミニサイズのシャンプー&トリートメント、
髪留めクリップ、フェイスオイル、
ヘアオイル(塩素で髪が傷むので)などの
欠かせないセットを、取り外したポーチに入れています。
さっと水洗いした水着や帽子も、
ビニール袋で密封してからこのポーチに入れれば、
更衣室でも小脇に抱えて身軽に動き回れます。
▶いろんな大きさ、形状のものをまとめて入れられます。
コスメとも健康グッズとも呼べないような、
大事なものがたくさんあることも、
システムキャビネット ヴァニティバッグを
使いはじめてから気がつきました。
歯間ケアグッズ、美顔ローラー、
滋養強壮系のサプリメント、
素爪を美しく見せるベース、
デコルテマッサージ用のオイルなどなど....
毎日ケアできるわけではありませんが、
未来の自分のための5分の投資と思い、
ベッドサイドに持っていってケアすることも。
こういうとき、モバイルのありがたさを感じます。
▶コスメと健康グッズの中間のような、名もなき必需品。
スナップボタンを外して、リビングや寝室へ。
ヴァニティ ポーチには、
オンラインでもオフラインでも
誰にも合わない日のための、
一番シンプルなコスメを入れています。
UV下地(家の中でも日焼けはします)、
眉、コンシーラー、ルースパウダー、
リップクリーム、ティッシュなど。
▶しぐさミラー、ゆびブラシセット、ヴァニティポーチ。
シンプルなメイクのための必需品。
▶家のどこに置いてもしっくりくるデザイン。
自分にはなにが必要で、
なにを省いてもハッピーでいられるのか。
この2つのメイク収納アイテムを取り入れたことで、
あらためて、きれいのための手間を
楽しみたいと思うようになりました。
(終わります)
2021-05-20-THU