大好きな口紅を主役に、
きれいになることを楽しむ
シンクー
鈴木恵子
後編は、シンクーの立ち上げメンバーで、
コンテンツやSNSを担当する私、鈴木です。
前職は出版社で女性誌の編集をしていました。
17年間働いたあと、紆余曲折あり、
ほぼ日でシンクーを立ち上げることになりました。
編集者時代はビューティページの担当も長く、
多くのヘアメーキャップアーティストと
一緒にページを作ってきました。
さまざまな切り口で誌面を作るなかで、
彼らの高い技術や発想力に触れ、感動し、
それをどう読者に伝えたらよいか考える日々でした。
シンクーでは、商品開発から関わっているので、
「これを使ってみてください」と
自信をもって送り出せることに、
雑誌作りとはまた違うおもしろさを感じます。
私の朝は、デビューコレクションである
しぐさミラーとヴァニティポーチ、そして、
システムキャビネット ヴァニティバッグを
ダイニングのテーブルにセットする、
身支度の時間からはじまります。
さっきまで、にぎやかに朝食をとっていた場所が、
自分だけのメイクルームに早変わり。
たくさんのメイク特集を作ってきて思うことですが、
自分らしくいられる好きなメイクの「型」って、
そんなに多くはありません。
たとえばアイメイク。左右で形が違ったり、
できれば隠したい悩みもあったりして、
似合うメイクは限られてくるし、
年齢を重ねるごとに目元の表情も変化します。
それまでのアイメイクに違和感を抱いたら、
鏡をよく見て、研究して、微調整をしてきました。
結果、アイメイクはゆるやかに変化しつつも、
基本的にはワンパターンです。
そのぶん、大好きなのは口紅です。
システムキャビネット ヴァニティバッグの
4つのポーチのうちのひとつがいっぱいになるほど、
いろんな色、質感、デザインのものを揃えています。
とくに、リモートワークが増えてからは、
ひと塗りで表情を明るくしてくれて、
気分まで切り替えてくれる口紅は、
欠かせないアイテムになりました。
スタンプのようにポンポン押し付けてみたり、
リップラインをオーバー気味に描いてみたり。
唇って、本当に、遊べる余地のあるパーツです。
システムキャビネット ヴァニティバッグは、
インナーポーチが取り外せる点も便利です。
週に一度の水泳には、
ミニサイズのシャンプー&トリートメント、
髪留めクリップ、フェイスオイル、
ヘアオイル(塩素で髪が傷むので)などの
欠かせないセットを、取り外したポーチに入れています。
さっと水洗いした水着や帽子も、
ビニール袋で密封してからこのポーチに入れれば、
更衣室でも小脇に抱えて身軽に動き回れます。
コスメとも健康グッズとも呼べないような、
大事なものがたくさんあることも、
システムキャビネット ヴァニティバッグを
使いはじめてから気がつきました。
歯間ケアグッズ、美顔ローラー、
滋養強壮系のサプリメント、
素爪を美しく見せるベース、
デコルテマッサージ用のオイルなどなど....
毎日ケアできるわけではありませんが、
未来の自分のための5分の投資と思い、
ベッドサイドに持っていってケアすることも。
こういうとき、モバイルのありがたさを感じます。
ヴァニティ ポーチには、
オンラインでもオフラインでも
誰にも合わない日のための、
一番シンプルなコスメを入れています。
UV下地(家の中でも日焼けはします)、
眉、コンシーラー、ルースパウダー、
リップクリーム、ティッシュなど。
自分にはなにが必要で、
なにを省いてもハッピーでいられるのか。
この2つのメイク収納アイテムを取り入れたことで、
あらためて、きれいのための手間を
楽しみたいと思うようになりました。
(終わります)
2021-05-20-THU