ほぼ日のいい扇子2012
 
佐藤可士和「円周率」4,200円(税込・配送手数料別)

2011年にご好評いただいたデザイン、再びの登場です。
アートディレクター・佐藤可士和さんが
「円周率」をモチーフにデザインされた柄です。
表面と裏面とはデザインが異なるので、
それぞれに表情のちがいをたのしめます。
老若男女に使っていただける、
シャープでかっこいい扇子です。

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知っておいてほしいこと
 
 

2営業日以降

大きさ:約22cm(扇骨)
    約11cm(扇面)
重さ:23g
材料:竹 和紙
※紙扇子にはシクラメンの香りがついています。

   
円周率について、 佐藤可士和さんにうかがいました。

 

 

 

(佐藤可士和さんプロフィール)

佐藤可士和さんには、
メールで質問に応えていただくかたちで、
「円周率」のお話をうかがいました。

Q. 「扇子をデザインしてほしい」という
  「ほぼ日」からの依頼を最初に聞かれたとき、
  どのように思われましたでしょうか。

A. この「節電の夏」を乗りきるアイテムとして、
  ちょうど欲しいなと思っていたので
  グッドタイミングだと思いました。

Q. いただいた扇子デザインの、
  コンセプトをお聞かせいただけますでしょうか。
  最終的なデザインに至るまでの経緯を教えてください。

A. この2つの質問に答えます。
  何か法則性のあるパターンを作り出したいと思い、
  円周率をモチーフに選びました。
  『3.14159265...』の数列をセルに割り当てています。
  セルは円状に配置され、
  例えば『3』であればセル3つ分、
  『1』であれば1つ分、
  『4』であれば4つ分を埋めるという感じです。
  配色は黒→銀→白の順の繰り返しになっています。
 
  と言うことでこれは、
  円周率を可視化した模様になっています。
  また、セルの放射状の広がりは黄金比を用いています。
  自然界の美しい法則を形にする
  というデザインコンセプトです。

Q. この扇子は、どんな人がどんな場面で
  使うイメージでしょうか?

A. ビジネスマン、主婦、学生に至るまで、
  どんな人がどんな場面で使っても、
  インパクトがあり、
  且つモノトーンなので馴染むデザインになっています。
  また、海外の方へのお土産にも
  ぴったりではないでしょうか。

Q. ご自身は扇子を使われますか?

A. もちろん使います。
  早く出来上がるのが楽しみです。

Q. その他、今回の扇子のデザインに関することで
  なにかございましたら、
  ご自由にお書き添えください。

A. 伝統的な形に
  コンテンポラリーなグラフィックを載せられる
  非常にユニークなメディアとして捕らえると、
  いろいろとアイディアが膨らみます。
  節電グッズとしても、
  日本文化を伝える物としても今後の展開が楽しみです。

ほぼ日のいい扇子2012 ラインナップ
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