2022年のいちごジャム、煮あがりました。

2022年ものは、小ぶりの粒がかわいい、
安定感のある味わいのジャム。

「おらがジャム・いちご」は、
長野産の「紅ほっぺ」を使って
「本気めんどくさ仕込み」でつくった、
ほぼ日オリジナルのいちごジャムです。
いちご自体がもつおいしさを
さまざまな工夫で引き出し、
実のこりたっぷり、ぜいたくな味わいの
くだもの感たっぷりのジャムにしあげています。

毎年、その年にとれたいちごの個性によって
すこしだけ味わいや見た目が変わるのですが、
2022年の「おらがジャム・いちご」は、
やや小ぶりの粒の見た目がかわいい、
バランスのいい、安定感のある味わいの
ジャムになりました。
しっかりしたあまさのうしろに、
ほどよい酸味も感じます。
心地よい、いい香りもあります。
くだものそのままの、みんなが好きな味わいなので
ちょっとした手みやげなどにもおすすめです。

FLOTOさんと作った
「ジャムのためのおやつセット」のこと。

そして今年は新しく、こんなセットもできました。
「FLOTO」のみなさんと作った
「ジャムのためのおやつセット」です。

FLOTOさんは、東京都渋谷区参宮橋にある
ジェラートと焼き菓子の専門店。
国産小麦のごくごくシンプルなビスケットなど、
素材自体の魅力をいかした、
満足感たっぷりのお菓子が人気のお店です。

今回は「おらがジャム」の味をみながら、
２種類の焼き菓子を作ってくださいました。

スコーンビスケットは
「ジャムといえばスコーン！」ということで、
フレッシュなジャムのおいしさを引き立てる、
いたってシンプルなスコーンを作ってくださいました。
食べすすめると全粒粉の風味が増して、
おいしさが口いっぱいに広がります。
さくさくとしっとりを両方味わえるところも魅力です。
ジャムと一緒にクロテッドクリームも塗って、
午後のティータイムのおやつにするのもおすすめです。

グラノーラクラッカーは、オートミールをベースに、
全粒粉、かぼちゃの種、ごまをあわせたもので、
さりげなく、いろんな味や食感をたのしめます。
実はそのままでもおいしいのですが、
ジャムをのせて食べるとフレッシュないちごの
風味が加わって、さらに立体的なおいしさを楽しめます。
忙しい朝にサクッと食べられる手軽さも魅力。
アレンジとして、あえてクラッカーをくずして、
牛乳やヨーグルト、ジャムと食べるのもおすすめ。
ぜひ、おためしになってみてください。

あらためて「おらがジャム・いちご」のこと。

「ほぼ日のジャムのお店。」で販売している
「おらがジャム」は、
食べることが大好きな糸井重里が
もともと自分やまわりの人にあげる用に
作っていて、評判のよかったジャムを
長野のサンクゼールさんの力を借りて、
製品化しているものです。

工場で作っていますが、ほとんど手作りのような
「本気めんどくさ仕込み」。
原材料は砂糖とくだものだけでありながら、
工場のみなさんがさまざまな工夫をしつつ、
「めんどう」な工程を
そのまま作ってくださっていることで、
くだもののおいしさが詰まった、
香りのいいジャムができあがっています。

「おらがジャム・いちご」は、
次のような手順で製造しています。
●収穫したいちごをいそいで工場に運び、
その日のうちに下ごしらえ。
●いちごをオーブンで少量ずつドライして
水分をとばし、くだもののおいしさを凝縮。
●砂糖とあわせて一晩置き、水分を出す。
●煮くずれしないように、注意深く煮る。
（ちょっとした移動も、気をつかいつつおこなう）
●粒がくずれないように、ひとつひとつ
手作業でビンに詰めていく。
●消毒・殺菌などの工程を経て、完成。

「おらがジャム・いちご」のおいしい食べ方。

「おらがジャム・いちご」が届いたら、
まず試してみていただきたい食べ方は、
ジャムバタートースト。
おいしさを、そのまま味わえます。

ほかにも、ホットケーキにのせたり、
ヨーグルトやアイスに添えたりもおすすめ。

そして、FLOTOさんの
「ジャムのためのおやつセット」の
スコーンビスケットやグラノーラクラッカーと
あわせるのも、もちろんおすすめ。
ちょっとの量で、たっぷりの満足感を味わえます。

旬の「紅ほっぺ」をもとに
本気めんどくさ仕込みで作っている
2022年の「おらがジャム・いちご」。
朝食に、そしておやつタイムに、
どうぞおたのしみくださいね。