おいしい食べ方。

ごはんにのっけるぜいたくな削り節。

「ごはんにのっけるぜいたくな削り節。」は、
名前のとおり「ごはんにのっける」のが
いちばんおすすめの食べ方です。
でも、ほかにも、いろいろ、あるんですよ~!

ごはんにのっけて。

ごはんは、おいしいお米を、炊き立てで。
土鍋でも炊飯器でも、いつもの炊きかたで、
このみのかたさでどうぞ。
茶わんにかるくよそったら、
削り節を、1膳にたいして1/2パック、
どっさりのせてください。
薄いので「かさ」がありますけれど、
これでも4グラムです。
(そうじゃなきゃダメ、っていうことじゃないですが、
それが、ヤマキのみなさんのおすすめの量です。
ぜいたくですけれど、じっさい、とってもおいしいです。)

ごはんの湯気が削り節をおどらせて、ゆらゆら。
ちょっとだけその風景をたのしんだら、
ごはんと和えて、まずはそのまま、ぱくり。
そのあと、ちょっとだけ「いい塩」をかけて、ぱくり。
しょうゆをまぶすのも味としてはいいのですが、
ちょっとだけ削り節が「べちゃっ」としちゃうので、
塩味を足すものとして、
ちりめんじゃこや釜揚げしらすを
使うのもおすすめです。

ぜいたくなたまごかけごはん。

「味変」をしすぎると、
削り節のおいしさが隠れちゃう、
そのぎりぎりのバランスのなかで「最高!」と
試食会で評判だった食べ方がこれです。
炊き立てごはん+削り節+卵黄+塩。
塩のかわりにしょうゆでもOKですが、
そのときは、先に卵黄とごはんとしょうゆを混ぜ、
さいごに削り節をかけてください。

ちなみに、撮影のとき、
のこったごはんに卵黄を混ぜ、
削り節を加え、しょうゆでさっと味をつけて和え、
最後にもういちど削り節をトッピングした
混ぜごはんをつくりました。
さらに、それを、おいしい焼海苔で
手巻きふうにしても!

お漬物にまぶして。

白菜や大根、かぶ、きゅうりの浅漬けなど、
あっさり目の漬物にたっぷりまぶしてどうぞ。
副菜のつもりが、ごはんどろぼうの
メインのおかずに昇格しちゃいます。
おしょうゆをたらしたい人は、
先に漬物にしょうゆをまぶして、
あとから削り節を。

目玉焼きごはん。

ヤマキの城戸専務いわく「これは反則」。
ごはんに、黄身をトロトロに仕上げた目玉焼きをのせ、
しょうゆをかけて崩し、ごはんと和えます。
そこに削り節をたっぷりかけて、
途中でちぎった焼き海苔をトッピング。
すこし大きめのどんぶりでつくります。

お吸い物に。

お吸い物のだしは通常3%位の削り節を使用します。
この削り節1袋で出汁を引くと
みそ汁椀で約1杯半位のいい出汁が取れます。
それを味わうには、
熱湯を鍋に沸かし、火を止めて、
「どっさり1袋」削り節を入れ、
すべて沈んだら、キッチンペーパーなどで濾します。
このとき絞らないこと。えぐみが出ます。
これだけで最高級の出汁が引けますので、
ここにほんの少しの塩、香りのアクセントでしょうゆ。
具はお好みで。淡泊なもののほうがよいので、
ぜいたくをするなら白身魚の切り身、
ふだんだったら白かまぼこ、豆腐、三つ葉など。
あんまり具だくさんにせずにどうぞ。

ちなみに出汁を引いたあとの削り節は捨てずに、
二番出汁に使うか、炒っておかかにして
おむすびに使うなどしてくださいね。