３色展開のコットン100％のボーダーＴシャツです。
「なるべく普通っぽく、
　でも、野暮には見えないよう、
　そして、二の腕が太く見えないように
　長さと巾を調節しています」（大橋さん）
二の腕がちょっと気になるな、
というかたでも、
とてもきれいに見えるシルエット。
パンツでもスカートでも
どんなボトムスとの相性もばっちりです。
ジャケットのインナーとして着ても、
スポーティなＴシャツとはちがうので
きちんとした印象になることでしょう。
ボーダーの巾は、ワンピースに比べて
半分ほどの細さ。
細か過ぎると無地に近くなり、
太過ぎるとカジュアルに感じられますが、
その中間の、ちょうどよいデザインです。
今回の「hobonichi + a.」では唯一の「赤」が
このＴシャツにだけ、入っています。
「赤いＴシャツってちょっと着てみたい。
　また、Ｔシャツなら赤を着てもいいかな、
　みたいな人もいらっしゃると思って」（大橋さん）
そして襟まわりの仕上げには、
かなりきちんとした印象を受けます。
「わたしが、なで肩で、肩幅がないので、
　そんな体型でもきれいに見える襟ぐりを
　探したんですよ」（大橋さん）



撮影（モデル）：神ノ川 智早
撮影（商品）：中村 圭介
スタイリング：井伊百合子
ヘアメイク：市瀬 ひとみ 根本佳枝
モデル：雅子、メリィ

小澤　　Ｔシャツってじつは選ぶのが難しい。

津々見　とくに１枚で着れるＴシャツって、
　　　　本当になんかむずかしいから、
　　　　「あ、これ着ればいいんだ」って。

井伊　　このＴシャツは
　　　　肩線がだいぶ小さめなんですよね。
　　　　全然気にしなくてよさそう。

小澤　　あぁ、ね。内側入ってますね、だいぶ。

津々見　それがおしゃれな感じで。
　　　　すごく考えられてますね。
　　　　年を取っていくと、
　　　　カジュアルＴシャツって
　　　　すごい着にくいんだけれども、
　　　　これだったらね、ちょっと肩が入ってるとか、
　　　　この首のところにもボーダーが入ってるとか、
　　　　ディテールがよくできているから大丈夫。

小澤　　首が小さいと
　　　　袖もその分短くて、
　　　　首詰まって苦しそうに見えるんですよね。
　　　　だからあんまり好きじゃないんですけど、
　　　　これはそんな感じがないんです。