わたしたちガイコツ、
メキシコ出身と言いましたのを
覚えてらっしゃるでしょか?
そうなんですよ、メキシコから
ハルバル ハールバール 営業 ニ キテ イマス!

なぜわたしたちがメキシコ出身なのかと申しますと、
まあ、メキシコから来たからなのですけれど、
メキシコでは、
わたしたちガイコツは生きてる人たちと、
死んでしまった人たちの中間にいる。
みたいな感じでして、
みなさんとすごく身近な存在なんですよ。
不吉」とか「不気味」とか「おどろおどろしい」とか、
いやぁねー」とか「ロックだぜ!」とか、
‥‥まったくないですし。
どっちかというと、
わたしたちガイコツが楽しそうにしてるのを、
みんながうらやましがってるって感じなんですよ。
だって、いつでも楽しそうに、
ビール飲んだり、踊りを踊ってさわいだり、
なんでもアリ状態ですからね!
ガイコツは、おきらくごくらく!
人間のみなさんは、
うまく成仏できると、わたしたちの仲間入りです。
みんな、
「おれも死んだらあんなふうになりたいぜ!」
なんてテキーラ飲みながら言ってますよ。

そしてメキシコでは、
日本で「キティちゃん」がどこにでもいるように、
いや、それ以上にガイコツが街に溢れています。
お店にはガイコツグッズがたくさん売ってるのはもちろん、
壁画や、家の玄関に置いてある大きな置物やら、
もう、ありとあらゆる場所にあります。
わたしたちにはそれが当たり前なんですけど、
他の土地から来た人なんかは、
やっぱりおどろくみたいですね。
わたしたちからして見れば、
なーんにもおどろくことじゃないです。
当たり前の光景ですから。
いつもにぎやか!にぎやかガイコツ!






毎年11月の1、2日にメキシコで、
ディア・デ・ロス・ムエルトス(死者の日)」っていう
日本のお盆とハロウィンが混ざったみたいな
行事があります。
その時期には特に、
街中からガイコツがワッサワッサと溢れます!!
ガイコツだらけです!
どこもかしこもガイコツだらけ!
ハロウィンのように、仮装もするので、
ごった煮状態のてんやわんや。
町中がガイガイ、男も女もコツコツです。

ディア・デ・ロス・ムエルトス」は
亡くなった人が年に1度、
生きている人々のところに、帰って来る日なのです。
そのため、ガイコツでデコレーションして、
お祭り騒ぎでお迎えするんす。

毎年その時期に必ず会えるから、
死んでしまってもさみしくないし、
「死」というものは、恐ろしいものじゃないと、
小さい子どものころから教えられてきています。


ディア・デ・ロス・ムエルトス」には
メキシコでは高価な物とされている、
砂糖やチョコレートを使って作られた
ガイコツの人形をプレゼントしあったりします。
他には、ディア・デ・ロス・ムエルトス用の
みんなで食べる大きなパンがあって、
それをみんなで分け合って食べるのですが、
パンのどこかにガイコツの人形が入っていまして、
それに当たった人は、大当た〜〜りぃ〜!
何かをしなくちゃなりません!
日本で言う、罰ゲームの「一発芸」みたいなもんです!
引っ込み思案な少年少女たちは、
いつも「ガイコツが当たりませんように‥‥
と祈りながら、パンを手に取ります。
ガ!
結局当たっちゃって、周りのみんなから
歌え!歌え!歌え!!
なんて言われちゃうわけです。
そんなお祭り騒ぎの主役がわたしたちガイコツなんですよ。



楽しそうでしょ??
ディア・デ・ロス・ムエルトス」には海外からも、
たくさんの人がメキシコに遊びに来ます。
そしてその大騒ぎっぷりに、みんな必ず
ビック〜リ〜オドロキマ〜ス!!

これも何かの縁ですし、
是非是非みなさんも、このTシャツと共に、
今度の「ディア・デ・ロス・ムエルトス」に、
メキシコに遊びにおいでやすぅ〜!!!
お待ちしてるどすえぇぇぇ〜!
日本からメキシコまでは、遠い!?
知ってますけど、こうやって言っておくと、
いつか1人や2人くらいは
来てくれると思ってね。
いやいや、その前に、
みんながTシャツ、
着てくれるのがうれしいです。
ガイコツって、落語風のサゲもできるんですよ。
おあとがよろしいようで‥‥。

コンコンコツコツ コンツクツン。