5DW メンズショップ イシカワ
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「ONE KILN」のカップで
何を飲みましょう?
今週、「5DW+」(ファイブ・ディー・ダブリュー・プラス)に
登場するのは、美味しいものをたっぷり飲みたくなる
鹿児島「ONE KILN」(ワンキルン)のカップです。



鈍く、どっしりとした、鉄のような表情。
けれどもこの陶器、見た目よりも軽いのです。
作家自ら掘るという地元の土と、
鹿児島のシンボルである桜島の
“火山灰”の釉薬を掛け合わせた
「ONE KILN」ならではのローカルクラフト。
使いやすく、何を入れても美味しく飲めそうなのが、
日々使いたくなる理由です。



なみなみと300mlは入るサイズゆえに、
なんだか、飲むものも、
ふだんのものにひと手間かけたくなりました。
そこでコーヒー、お茶、お酒といった
“液体”をこよなく愛する嗜好系ライターの
藤森陽子さんを指南役としてお呼びし、
朝昼晩と、これを飲めたらいい一日が過ごせるに違いない、
とっておきのメニューを教えてもらいました!
03
[NIGHT]

ホームカクテルは、
ディナーのあとに。
藤森
最後のナイト編ではお酒を嗜みましょう。
名店の味や、ジャパニーズカクテルをどうぞ。
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5 ソルティーハイボール(冷)
銀座の名店「ロックフィッシュ」が提供するような
「ハイボール」の味を目指します!
「ロックフィッシュ」のハイボールは
サントリーの「角」が基本ですが、
ソルティーハイボールを頼むと
バランタイン ファイネストで作ってくれます。
マスター・間口一就さんの
「スモーキーなものの方が塩と合うので」という言葉に
ピーティー好きな自分としてはグッと来て、
ならばちょっと贅沢な家飲み用に、
超ピーティーな「ラフロイグ」と
超うまい塩を合わせよう、とチャレンジしてみたという、
「ロックフィッシュ」インスパイア(笑)な一杯です。
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キンキンに冷やしたカップに、
同じくキンキンに冷やしたスモーキーなウイスキー、
炭酸水を注ぎます。
「ロックフィッシュ」にならい、本日は氷はなしで。
最初にカップのふちにレモンの果汁を塗り、
塩をつけておきましょう。
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スモーキーなウイスキーは、
スコットランド・アイラ島の
シングルモルト「ラフロイグ」を。
お塩は、高知県安田町唐浜の
完全天日塩「田野屋紫蘭」を使いました。
アイラ島のウイスキーということで、
塩には海の塩を使うと、まろみがさらに増します。
(粗塩なのでフチに付きづらいですが‥‥。)
フチにしっかり付けたい時は粒子の細かい
岩塩などもおすすめですが、
ガラスのグラスよりたっぷり付いてしまうので、
しょっぱくなり過ぎないよう加減しましょう。
<材料>
ウイスキー30ml、炭酸水200ml、レモン適量、塩適量
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6 ほうじ茶焼酎(冷)
香ばしいフレーバーを合わせたお茶割りです。
麦焼酎をベースに、
濃いめの水出しのほうじ茶を注ぎ、
かぼすをキュッと絞って浮かべます。
麦焼酎は宮崎県「霧島酒造」の「霧島ほろる」、
さらにロースト感を楽しみたいなら、
宮崎県「柳田酒蔵」の「赤鹿毛」も芳しくておすすめです。
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ほうじ茶は、
茨城県「長野園」の「TEAISM 夕靄」を。
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茎を焙煎した棒ほうじ茶に
ウィスキーオークとピートで燻をかけた燻製ほうじ茶は、
スモーキーな香りが特徴で、
麦焼酎にもよく合います。
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麦焼酎、ほうじ茶と、和の素材同士なので、
レモンでもライムでもなく、柑橘もかぼすを。
柔らかい酸味が和のフレーバーに合いますよ。
<材料>
麦焼酎30ml、水出しほうじ茶100ml、かぼす1/2個
2025-09-21-SUN
(おわります)
「ONE KILN」のカップは
「5DW+」WEBショップにて、
2025年9月24日(水)AM11時発売!
[STAFF]

指南役:藤森陽子

文:小笠原民織