HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN

言葉が世界を彩っている。
		ーチベットの少数言語・アムド語のことを
		 チベットの映画監督ソンタルジャさんとー

チベット映画『草原の河』のなかで、
登場人物たちは、
アムド語という言葉を話しています。
この少数言語の「響き」が、
なぜだか、とっても心に残りました。
チベットの若い世代には
あまり受け継がれなくなっている、
ということも知り、
映画を撮ったソンタルジャ監督に、
アムド語について、聞きに行きました。
言語学者の海老原志穂さんにも
ご同席いただきながら、
これまで少しも考えたことのなかった
「言葉が消滅する」ということや、
それがどんな意味を持つのか、
言葉こそが世界の多様性を支えていること‥‥
などなど、いろいろ、お話しました。
担当は「ほぼ日」奥野です。