HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN

昨年度の学生アルバイト5人に、
ここでの仕事について話を聞きました。

かなえ:村山佳菜江さん

こんにちは。
学生アルバイトの村山です。
私は1年半、
ほぼ日で働かせていただきました。

私はNHKの旅番組に
ほぼ日の乗組員の方が出演されているのを
見たのをきっかけに、
ほぼ日と、このアルバイトの存在を知りました。
「こんな素敵な方は
 どんな会社でどんな仕事をしているのだろう、
 きっと楽しくて面白いところに違いない」
と興味がわき、応募しました。

ほぼ日のアルバイトは、
電話・来客対応などの
受付業務が主なお仕事ですが、
その他にも曜日やイベントに応じて
様々なお手伝いをします。
例えば、給食の配膳や
梱包作業、ふぐの世話、
お使いで外出することもありました。
ミーティングの椅子並べや
搬入のお手伝いなど、
力仕事も意外とあります。
個人的には「ほぼ日手帳planner」に載せる
世界の祝祭日リサーチのお手伝いや、
一ヶ月の開脚チャレンジを
させていただいたことも印象深いです。

これは私がほぼ日に入って
驚いたことの一つでもあるのですが、
「アルバイト」といえど、
私が想像していた以上に
ほぼ日で日々起こっていることを知る機会、
乗組員の方と関わる機会は多かったです。
株主総会や生活のたのしみ展などの
社内外のイベントには
乗組員として参加させていただいたのも良い経験でした。

この1年半、
本当に楽しくお仕事させていただきました。
このアルバイトに応募する時に
ほぼ日に対して感じた
“楽しくて面白くて自由で…”といった
わくわくさせられる印象は、
卒業を間近に控えた今でも変わることはありません。
学生生活では出会うことのできない、
心から尊敬できる乗組員の皆さんを間近に感じ、
充実したほぼ日生活でした。

かけと:小久保翔斗さん

こんにちは。
昨年の4月から約1年間
唯一、男子の受付アルバイトとして
働いていました小久保です。

ほぼ日の受付アルバイトは、
来客・電話対応の他にも
おつかいや撮影のお手伝いなど、
様々なお仕事をします。
毎週火曜日の給食の時は
もはや飲食店で働いているような感覚です。
お手伝いで、1週間毎日社用車を運転したことがあり、
その話を友人にしたところ、
「一体なんのアルバイトしてるの?」と
聞かれたこともありました。
毎日様々なことがあるので
飽き性な私でも
1年間楽しく働きつづけることが出来ました。

特にアルバイトで印象に残っているのは
昨年の9月に大阪の阪急うめだ本店で行われた
「生活のたのしみ展 出張巡回展2018」
お手伝いをしたことです。
搬入、搬出、設営などで重たい物を持ったり
阪急うめだ本店内を
1日で30キロも歩いたりすることもあり、
筋肉痛になるほど大変でした。
しかし、関西の人にお仕事を通して触れ合えたこと、
あの規模のイベントに
運営として関われたことは貴重な経験でした。
大阪のグルメを味わうことができたので
美味しい経験でもありました。

大学4年生ということもあり
授業がすくなかった分、
この1年間は大学よりもほぼ日に行く方が多かったです。
ですが、多くの社会人の方と働くことで
学生とは違った視点が得られたように思います。
春からは就職するので、
社会に出る前に
「ほぼ日」という会社でアルバイトができたことは
いい準備になりました。

「いろんないい人たち」と働けること、
その人たちが作りあげていくものごとを
間近で見ることができること、
なにより、自分もその一員になって
一緒に働くことができることは
「ほぼ日」の学生アルバイトの魅力ではないかと思っています。

なつみ:中山奈津美さん

こんにちは。
昨年8月まで受付アルバイトとして
働かせていただいていました中山です。

わたしが受付アルバイトに応募したのは、
「第2回 生活のたのしみ展」にアルバイトとして参加したことが
きっかけでした。
なかでも印象的だったのは、
働いている人もお客さんも、
みんなが気持ちよく
あの場をたのしんでいたことでした。
乗組員のみなさんも
アルバイトさんもごっちゃになって、
みんなが同じ目線に立って
あの場をつくっていたこと。
そして不思議なことに、
お話しているとこちらがうれしくなってしまうほど、
お客さんがとにかくいい人ばかりだったこと。
どれも、ほぼ日だったからこそ生まれた場だと
つよく感じました。
それからますますほぼ日のファンになり、
受付アルバイトの募集を見たときには
迷わず応募を決めました。

受付といっても、そのお仕事はさまざまで、
本当にいろいろな経験をさせていただきました。
日々の来客・電話対応にはじまり、
備品の補充、ふぐのお世話、
週に1回の給食の準備、
社内外のさまざまなイベントや
撮影のお手伝いなど。
大変なこともありましたが、
ほぼ日での日々は刺激的でおもしろく、
そのすべてがいい経験となりました。

なによりも、学生のうちに、
やさしくて、おもしろくて、かっこいい、
尊敬する乗組員のみなさんと出会えて
一緒にお仕事ができることは、
本当に貴重な経験だと思います。

もし迷われている方がいましたら、
ぜひ思いきって応募してみることをおすすめします!

こわせ:強瀬早穂莉さん

こんにちは。
受付アルバイトの強瀬です。
次のアルバイトさんを募集するということで、
この1年間どんなお仕事をしてきたか、
ご紹介させていただけたらと思います。

1年前、私はほぼ日の一読者でした。
ある日、いつものように
ほぼ日のサイトを訪れたとき見た
「アルバイト募集」のページ。
最初はやってみたい思いはあったのですが、
「応募しても受からないだろうな」と
躊躇していました。
しかしほぼ日で働きたいという思いが捨てきれず
「とりあえず挑戦してみよう!」と
締め切りギリギリに応募したところ、
ありがたいことにご縁をいただき
1年間受付アルバイトとして
働かせていただきました。

この1年間を振り返ると、
本当にいろいろなお仕事をさせていただきました。
受付、電話応対業務は基本のこと、
おつかいやふぐのそうじ、
時には会場設営や撮影のお手伝いまで。
一つの仕事ではなく、
いろいろなお仕事に挑戦できることが
このお仕事の特徴だと思います。

乗組員のみなさんが
「ありがとう」と言ってくださることが
とてもうれしくて、
「どんなことをしたら喜んでくれるかな」と
考えながらお仕事をした1年間でした。
みなさんのお役に立てていたかわかりませんが、
そのように考えてお仕事をすると
とてもたのしいということを
受付アルバイトを通して学ばせてもらいました。

また、受付チームで、
お互い助け合いながらお仕事ができたことも
とてもうれしかったです。
普段は他愛もない話で笑いあって、
誰かが大変なときは協力しあう、
そういった関係のなかで
一年間仕事ができて幸せでした。

もちろん大変だなと思うことも
たくさんありました。
しかしこのように乗組員さんのあたたかさに支えられ、
帰るときにはいつも
「今日も楽しかったな」
という気持ちになれました。

このアルバイトを通して
きっといろいろななあたたかさに触れられ、
そしていろいろな挑戦ができるとおもいます。

もり:森彩香さん

こんにちは。
ほぼ日で受付アルバイトをしていた森です。
わたしは2018年9月から半年間、
働かせていただきました。

来客時の受付や電話応対に加えて、
週に一度の給食の準備、
ふぐの水槽掃除、
乗組員のみなさんから依頼される
商品梱包やイベントに必要な資材の注文、
といったお仕事など、
乗組員のみなさんが
快適で、円滑にお仕事をできるように、
さまざまな場面で、
サポートをすることが主な仕事になります。

ほぼ日で何より驚いたこと、
それは、なにか問題が起きても、
下を向かない、
後ろを向かない、
一人で抱え込ませない、
みんなで課題を共有して、
解決するためにはどういった方法があるのか
解決案を出し合うこと、でした。
何か起きても
それを次への経験だとおもうことが徹底しています。
それは受付アルバイトも同じで、
一人で抱え込まずに、
仲間たちと共有して
連携をとることで解決できる、と
実感できたことは、
社会人として働くことへの
自信とたのしみにつながりました。

アルバイト最初の1~2週間は、
とても緊張して
はじめての給食が大好物のタイ料理だったのに、
あまり食べることができませんでした。
それがいまでは、
給食の準備片付けは、
仕事のなかでもハードなほうですが、
それでも給食がある
毎週火曜日が楽しみになりました。

2019-04-26-FRI