係のひともパニックで、群衆も大慌てです。あ、ちにーも、ツーショット撮ってもらお。はい、いくよ!…ツーショットどころか、トゥエンティショットくらいだし、メイン写ってない。すすすすまん。
肉の腐ったような臭いがすると言われていた、ショクダイオオコンニャク。どう?臭い?「全然、ぜーんぜん臭いません!どーして?!」そっかー。さっき『臭かった時の練習』までしたのに、残念だったね。にしても、花はでかいね!
咲いとるよー。ド迫力な妙な植物。いまは、これで満開というのでしょうか?
遂に順番がまわってきました。『撮影したら、すぐに移動してくださーい』と係員のかたが声を枯らしてアナウンスされてます。どう?どう?ゆーないとさん。
15メートルくらいか??「くさい!」とかの悲鳴は聞こえません。
ここまできました。ラストラインです。くささまで、あと30メートル。
行列も中盤にさしかかり、この異常な行列に慣れつつあります。いきなり、ゆーないとさんが『花が臭い時の練習』をしはじめました。暑さと疲労と早起きで、脳がボンヤリしてきたのかもしれません。ちなみに、ふたりの携帯バッテリーが危うくなってきました。ショクダイオオコンニャクに会えるまで、バッテリーと元気をもたせるよう頑張ります。
ショクダイオオコンニャクの説明などが載っている紙がここで、係のひとによって配られるはずなのですが、現在、もろ日向になったからなのか係のひともいなくなり、紙はセルフサービスになったようです。園のひとは、たいへんですよね。あ、そういえば園長まだ見てない。園長ーーー!どこーーーーー!取材対応で忙しいのかな。
このように、群衆を背にしてふたりで、「暑い…」「木陰、最高」「もうちょい?」くらいしか会話せず、この中継をやっております。
行列の横に、ブルーカーペットが…。こ、これは、何用??休憩用?ドレスアップして、歩けばいい??