いろんな旅を経験した岡本太郎さんの骸骨が渋谷の駅の壁にはめ込まれていきます。
壁画の中央部分にあたる骸骨が、箱から出てきました。クレーンでどんどん釣り上げられていきます。思えば、愛媛県の修復現場にはじめて行ったとき、最初に見せてもらったのがこの骸骨でした。岡本敏子さんが「壁画が見つかったのよ」と、見せてくれたメキシコの写真にもこの骸骨が写っていました。
設置する絵がやってきました。絵が入っているのは、もちろんタローマネーの箱です。ゼネラルプロデューサーの平野さんが「この箱はたくさんの方々の善意で寄付されたものです」と、取材陣のみなさんに説明をしてくださいました。
『明日の神話』がジグソーパズル状態のときから現在の姿になるまでずーっと修復してきた、吉村絵美留さんです。今日の設置工事を見守ります。左にいるのは、岡本太郎記念館の布山さん。
この、ぽっかりあいた場所にこれから設置される壁面の部分がはめ込まれるわけです。
みんな集まって取材のための諸注意を聞きます。キケンですからここからは入らないでください、とか帰るときにフェードアウトはやめてくださいここは夜中の駅ですから、とか。
現在設置中の『明日の神話』ですよ。今日は設置工事の最終日ということで取材班が集まっているのです。
みなさん、見えますか?
ヘルメットをかぶり、渋谷駅構内へ。向かう先は?
「ほぼ日」スタッフのこのふたりも来ているんですよ。