‥‥‥‥‥‥シーン。‥‥‥‥‥‥シーン。‥‥‥‥‥‥シーン。「ええっと、それではですね、 わたくしは」
やったー!バンザーイ!わーい!「ええ、こちらが、ですね、 完成版の 『谷川俊太郎質問箱』です」ギーーーー!「え?」はやく包みを開けてくださいよ!「え? あの?」私も私も!「あ‥‥あの? みなさん?」シーン‥‥‥‥「えええっと」
むふふふふ。パチ! パチ! パチ!こんなにうれしそうな印刷会社の人を私は見たことがありませんよ。そして、この瞬間がこんなにうれしいものだとはこれまであまり意識したことがありませんでした。『谷川俊太郎質問箱』をお待ちのみなさん、これまで応援してくださったみなさん、ん? それは何のこと?と思っているみなさん!届きましたよ。『谷川俊太郎質問箱』の見本の山です。
いったいどうしましたか?「しぃぃぃぃ〜っ!」あれが、やってくるんだよ。「ほうら」ほぅら、ほら!「来たよ」来たよ来たよ!「お‥‥おぉぉぉぉ‥‥?」
机の下も見てみましたが、見当たりません。本当にプールに行ってしまったようです。みなさま、そろそろともこれにて公園をあとにしようと思います。いままで、応援ありがとうございました。「TVウォッチャーの逆襲」、ご注文をひきつづき、お待ちしております。
「あの、すみません、ちょっとだけ 目を離したすきに、いなくなってます」は思い出しました。昨晩、が『あした、サイン終わったらプール行こっかな〜』と言っていたことを。行きやがったな〜!プール!!!
そろそろ、この場を片付けてお昼にでも行きましょうかね。西本さん。
「300冊、おつかれさまでした!」「腹へったわー」「おなか、すきましたね。 どっか、ごはん行きましょうか」
これ、最後の一冊です。これを読んでくださっているあなたに届きますよう。
最後の一冊に、ひかえめに名前だけ書き込もうとしたところがすかさず「それだけ、ですか?」と。は最後の一冊に、おさるを書き込みました。それは、それは丁寧に。