アメリカの大学の研究室で働いています。 新しい研究室に来た時、 研究論文をたくさん出さないと、というプレッシャーの中で とにかく「数打ちゃ当たる」と言うずさんな態度でいたとき、 上司である教授から、言われました。
"You can do anything, but you can't do everything." (何でもできるだろうけど、 全部はできないんだよ)
その時は研究のプロジェクトについて言っているんだと思い 問題に丁寧に取り組むことにしましたが 主語のYouは、私自身、研究者、はては人間一般、としても 当てはまることに気づきました。
学部生だった時は言われたことを必死でこなす毎日でしたが、 最近は自立した研究者として 社会人として量より質を残したい、と思う毎日です。 |