上司や先輩、取引先のかたなど 身近な人の「こころに残ることば」を おしえてください。

「○○さん(私)が、ぐぐーっと伸びた時期の嬉しさを、
 今でもよく覚えています」

前の職場を辞めるときに、
当時の上司が寄せ書きに書いてくださっていた言葉です。

あれから数年、自分にも、その気持ちが
少しずつですがわかってきました。

部下や後輩を、ぐぐーっと伸ばしてあげられて、
その成長を心から喜ぶことができる。
そんな上司・先輩でありたい、あり続けたいと思います。

ゆゆゆ (30代・女性・会社員) 2013/05/27


当時、肩書きだけは責任のある仕事をしており、
休みもあまりなく、
自分しかできないような業務もたくさん抱え込んでいました。

仕事のストレスもあり、仕事にも行きたくなく、
でも休みたいのに休めない日々が続いていました。
口癖は、「私がいないとまわらない」。

そんな時、20年も人生の先輩でありながら、
私の下で同じ業務をしていた主婦の方に
こう言われました。

「あなたが居なくても、いざとなったらどうにかなる。
 仕事がまわらないのであれば、
 まわすようにどうにか考える。
 だから、休みなさい。」

世の中にあふれる仕事のほとんどは
誰かと共有しなければいけない仕事なんだ、
自分がいない間でも、
共有できる環境にすることが大切なんだ、と
教えられました。

よりいい仕事をする為には、
他の人にも任せて、しっかり休みをとる。
その時から、仕事のしかたが変わりました。

aipon (30代・女性・会社員) 2013/05/27


「声が小さすぎて、何を言っているか分からない。
 大きな声で話しなさい。」

入社してすぐ、窓口業務の合間に上司に言われました。

落ち込みましたが、
言われたとおりに大きな声を心がけたところ、
わたしが誤った説明や、曖昧な表現をしたときに
上司は自席を立って窓口まで来て、
訂正や補足をしてくれました。

あの言葉は
「何を言っているか分からないと、助けてあげられない。
 後ろでちゃんと聞いている。」
という意味だったことに、気がつきました。

その上司は優秀かつ厳しいことで社内では有名な女性で、
いつも誰に対しても緊張感を与えるような人でしたが、
それと同じくらい安心感を与えてくれる
思いやりの深い上司でした。

彼女は昨年定年退職しましたが、
これから先、何十年も働くつもりでいるこの会社で
わたしは、彼女のような人を目指していかなければと
思っています。

saku (20代・性別不明) 2013/05/27


「好きなようにすればいいじゃん」

やらなきゃ仕事でいっぱいいっぱいになったり
小難しいことを考えて悶々してるときに
必ず上司に言われてました。

なげやりな言い方だし、
こっちはいっぱいいっぱいだし
テキトーすぎるよ、そのアドバイス‥‥。
って思ってたけど
肩のチカラが抜けて
あたまの中もクリアになってきて。

好きなようにやってるときは
仕事そのものもコミュニケーションも
うまくいくことが多いし
そういうときは失敗しても次につながるんですよね。

自分でも口にだして言ってみて
チカラぬくようにしています。

ぷぷぷ (30代・女性・会社員) 2013/05/27


「めげない、あせらない、つかれたらやすむ。
 で、つづける。」

働きはじめていっぱいいっぱいのときに
母がくれたメール。
それ以来、ときどき思い出しては励まされる
おまもりのような言葉になっています。

☆ (20代・女性・自営業) 2013/05/24


指導医の先生の「先生、飯食った?」です。

私が研修医の頃、
よくかけてくださった言葉がこれでした。
研修医からは想像もつかないような
たいへん忙しい毎日の中での言葉です。

自分が研修医の指導をするようになって、
はたと気付きました。
自分についてくださっていた先生は、
本当にすごい先生だったんだなと。

余裕のない中でも、
どうにかして他人に気遣いができる。
そんな人が良い上司、同僚になるのではないでしょうか。

ちー (30代・性別不明) 2013/05/24


遅刻を繰り返していた時、店長に

「君がそういうことをしていると、
 君の親が『遅刻をしてはいけない』と
 きちんと教えてくれなかったのかと思われてしまう。
 君が遅刻を繰り返すことは、
 親の名誉を傷つけることだ」

と言われました。

自分は、自分だけでなく、
自分の両親の看板も背負って生きているのだと、
後になって気づきました。

pokahiro (20代・男性・アルバイト) 2013/05/24


「周囲の方に教えてもらうことばかりで‥‥」
という私に、

「教えてくれるのは、
 あなたに見込みがあると思っているからですよ。
 見込みがない人には、何も言いません。
 あなたには教える甲斐がある、と思うから
 教えてくれるんです。
 教えてもらえるうちになんでも聞けばいいんです。」

と言ってくださった先輩。
20年近く経っても覚えています。

かんば (40代・性別不明) 2013/05/24


アメリカの大学の研究室で働いています。
新しい研究室に来た時、
研究論文をたくさん出さないと、というプレッシャーの中で
とにかく「数打ちゃ当たる」と言うずさんな態度でいたとき、
上司である教授から、言われました。

"You can do anything,
but you can't do everything."
(何でもできるだろうけど、
 全部はできないんだよ)

その時は研究のプロジェクトについて言っているんだと思い
問題に丁寧に取り組むことにしましたが
主語のYouは、私自身、研究者、はては人間一般、としても
当てはまることに気づきました。

学部生だった時は言われたことを必死でこなす毎日でしたが、
最近は自立した研究者として
社会人として量より質を残したい、と思う毎日です。

かい。 (30代・女性・その他) 2013/05/24


私がつくった、売り場の配置やディスプレイを見た上司が
「ん〜イマイチ」発言。

視覚演出の仕事を専門にしていた私は腹が立ち
「素人にはわからないんですよ!」っと
生意気な一言!

すると上司は、怒る事もなく
「素人やから、お客さんの感覚に近いねん。
 お客さんにはきっと伝わらへんと思うわ。」

おっしゃるとおり(笑)!!

それ以降、お客様目線の大切さをひしひしと感じ、
できるだけ、専門ではないスタッフの意見を
聞くようになりました。
大きく成長出来た一言です。

ふっくん (30代・女性・会社員) 2013/05/23

みんなの意見のひろば
はたらいていて どういうときに、たのしいですか? 具体的におしえてください。
はたらきはじめて、学生のころには わかっていなかったなあと 思うことはありますか?
仕事でつまずいたときや就職活動中に はげまされた本や映画、音楽などは ありますか?
新入社員のかたに質問です。 はたらきはじめて、どんなにちいさなことでも うれしい出来事はありましたか?
上司や先輩、取引先のかたなど 身近な人の「こころに残ることば」を おしえてください。
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