ただ、うまくできた時よりも
失敗しても、
それを必死で取り戻そうとした時のほうが
信頼度が増すことです。

学歴が高い＝仕事が出来る、ではないと言うこと。

はたらくって、ただ処理したり整えたりするだけじゃなくて
必要な協力などをスムーズに得ることも、とても大事。

それが出来るのは日頃の人間関係の作り方だけど、
それは勉強では教えてもらえない。

だからこそ、学歴なんてさほど関係なくて
社会に出てはたらき始めてから
実力を発揮する人もいっぱいいます。

人それぞれ、物事のおこない方があって、
だいたいのことは、
それぞれ違う方法でも大丈夫なこと。

挨拶はチャンスです。
笑顔で挨拶を繰り返すだけで
仲間気分がだんだん上がってくるもんです。

日頃一緒に仕事をしない人たちにこそ、挨拶を。
自分の社会が広がって、仕事も楽しくなりますよ。

「自分の知らないたくさん自分」が
たくさん存在したこと。

学生時代までに経験したであろう
数百倍以上の価値観に、
仕事を通じて出会いました。

すれ違ったり、共感したり、揉めたり、興奮したり。
「実は、自分ってこんな人間だったんだ」って
わかったり、やっぱり今でもわからなかったり。

配慮≠遠慮。
余計なことを言わず、傷つけず、
おとなしくしているだけが配慮じゃない。

そんなのただの無責任になるときもある、と思います。

本当に相手を思うなら、ときには前へ出て、
主張して、怒らせても、恥をかいても、スベっても
相手に突きつけて、ぶつかるのが配慮だと思います。

建設業に携わっています。

学生のころは「この計算にはこの公式！！」と暗記して
教科書の練習問題を解いていました。

しかし、はたらきはじめて、実際に設計計算を行うなかで、
ただ暗記した公式を使うのではなく、
理解した上で利用しているのだ、という実感が湧きました。

学生のときみたいに1回やったら終りではなく、
同種業務に何件も関わっていくので、
どの数字がどれだけ大事かなど、
一歩踏み込んで理解できるようになりました。

学生のときサラッと習ったことが、
こんなに重要で、広く使われていることに驚きました。

なんでも「やりたいこと」になる可能性があること。

学生のころは、とにかく
「自分のやりたいことってなんだろう」、
「好きなことってなんだろう」、
と自問自答してばっかりで答えがみつからず、
迷宮入りしていました。

実際、はたらきだして気づいたのは、
「どの仕事にも『やりたいこと』のカケラがあって
　それを自分がどう見つけ、
　磨き上げられるかが大事なのだ」
ということ。

やってから見えることって、たくさん、あるもんです。

恥ずかしがらずに聞くことは大事で、
聞けば親切に教えてくれる人が大半。

知ったふりが一番よくない。
自分は何も知らない人間なんだ、ということを
自覚することも大事ということ。

大人になると窮屈に、不自由になると思っていたが、
逆だった。

子どもの頃の窮屈さは
自分ではどうしようもなかったが、
はたらいている時の窮屈さは、
自分のちからで打開していける。

思っていたより、ずっとずっと自由。