2016-09-21-


8月6日。弊社の「原宿田んぼ」は、
ふつうに地方で見ることのできる田んぼの稲とは
ちょっと様子が違います。

それは‥‥すでにもう部分的に枯れている、
ということもありますが(笑)、
もうひとつは横に広がっている、ということ。

ふつうの田んぼ、プロの方が植えている稲は
茎が横に広がらずまっすぐ上に伸びています。

それはまず、播種を複数の種でまとめて行い、
まとまった苗で田植えしていることと、
分げつ(茎が分かれて育つこと)の数を
一定レベルで抑えていることがあります。

まず播種ですが、
僕は適当にばらまいただけなので‥‥
非常にまとまりがないです。

また分げつですが、
あまり増やしてすべての茎にお米を実らせても、
すべての米粒が大きくなるわけではなく、
結局、未成熟粒として製品にはならないのです。
これを「無効分げつ」といいます。

僕の場合は、どんどん分げつさせているため、
横に広がっているんですね。

つまり、一般的な田んぼは
しっかりと管理されている一方で、
弊社の「原宿田んぼ」の稲たちは
非常に自由奔放に生きている、と言うことですね。

自分の子育てに似ているか?

2016-09-21-


7月23日。今週の原宿田んぼ。
火曜日・水曜日と留守にしていたのですが、
木曜日・金曜日と雨が降ったので、
まあ大丈夫だろうと油断していました。

そして土曜日の午後。
今日は雨は降らず、
でも晴天でもなかったので大丈夫かな?
と思ったのですが‥‥。
ごらんのとおりです。
さすが夏の日射しはすごいですね。
日射しっていうほどではないですが、
それでも田んぼの水は、カラッカラ‥‥。
当然、稲の葉もご覧のとおりです。
せっかく回復してきたのに、元の木阿弥です。
あわてて水をやりましたが、これは確かに
「自動水やり器」が欲しくなります。
いやしかし、
やはり田んぼの土は砂礫ではなく
粘土でないといけませんね!

今は水が足りなければ播くことができるので
まだいいですが、
昔はそんなことができません。
いつも天水頼み‥‥という場面が
多々あったと思います。
まさに「飢饉」が発生する条件ですね。
この「原宿田んぼ」‥‥。
この時代だからこそ
水不足なんて理由で枯れさせてはいけません。
以後、気を付けます!

2016-08-23-

昨日(8月22日)は
台風9号が東京を直撃しました。

朝9時、ものすごい雨風。
「稲は大丈夫か?」と、
屋上に見に行ったら、
せっかく大きく育った茎が折れそうな勢いで、
風に耐えています。

どうしようか、どこか陰に移動させようか、
と考えているうちに、
ポンチョを着た
ぬっと現れました。


私(ヘルニア治療中)がもたもたしているうちに、
パパパっと田んぼを運んでいきます。
「とりあえず、
 風が来ないところにいれておきましょう」












えっちらおっちらと
6箱分の田んぼを屋内に運んで、
「この時期の稲は
 ものすごく水を吸うんですよね。
 水やりしておきましょう」
とひとつひとつの田んぼに水をやり、
ふたたび、
どこへやら帰っていきました。

なんだったんだ、いまのは。
でも、稲も自分も、たすかりました。

2016-07-29-

けさ、起きて水をやりに行ったら
自宅の稲から出穂していました!


昨日の朝は
とくに見当たらなかったのですが、
関東地方の梅雨明けとともに。

みなさんのおうちの稲くんたちも、
そろそろでしょうか!?

出穂する直前には
白くてちっちゃい「稲の花」を
見られることがあります。
聞くところによると、この稲の花、
「風のない
 晴れた日の午前9時ごろから
 数時間の間に咲く」
と言われているみたいです。

神秘的ですね。

でも毎年、これくらいの時期に、
「あ。穂が出てる。」と気づくんですが、
ほんと、いつ出てるんだろう‥‥。


さっき、水やりに行ったら
会社の屋上の稲は、まだみたいです。
でも、だーいぶ成長して
真夏のモノノケ感を出してきており、
お水も、こうして、
「10リットルのバケツ2個」を
「3往復」なんで、
毎朝「50〜60リットル」くらい
補充しています。ガブ飲みです。


マイコン制御の頼れる自動給水器、
通称「水やり豊クン」も
元気な稲穂に、隠れ気味なこの頃。
夏ですねー。

2016-07-22-


7月14日の原宿田んぼの様子です。
今日は、ローアングルで。
しかし‥‥全滅しかかった状態から
よくぞここまで持ち直しました。
本場の田んぼでは
ある意味見ることのできない風景ですよね。
枯れた葉っぱと元気な葉っぱが
ここまで混在しているのは。
田んぼのロマンスグレーとでも言いましょうか?

‥‥ま、それは兎も角、
少しでも日射しが強くなると
あっという間に
田んぼの水が無くなってしまうので、
毎日見回りが必要です。
こうなってくると、
自分の子供のように毎日気になりますね。
生産者さんの気持ちが、
少しだけ分かったような気がします。

ーーーー

小池さん、すごい!
一時は、あれだけ生気がなかったのに、
ここまで回復するんですか。

稲の強さ、植物のたくましさを
見せられました。

いやあ、すごいです。

2016-07-20-


7月14日。枯れている部分が
ちょぴり気になるけど、どんどん茎が増えてきた。
もしゃもしゃ。


7月16日。ゲリラ豪雨のような激しい雨の後、
水深が10センチに達した。
ちいさな田んぼも
自然条件によって環境が左右される。

2016-07-19-


真夏の到来を前に
いろいろと、ワサワサしている
社内ですが、
屋上の稲くんたちも、
負けずに、ワサワサしています。

最近はタップリの太陽を浴びて、
水やりに行くたびに
ググンと大きく成長しているし、
緑の色も濃くなってます。


どうでしょう、この、
生命力にみちたグリーンの発色。

見てるとこっちも何だか元気に。

2016-07-14-


なんだか、一気に成長した気がします。
弊社屋上の、コシヒカリ。

風よけネットから、あたまを出してる。
順調に行けば、
8月初旬くらいには出穂(しゅっすい)、
つまり、穂が出ます!

はやいものです。

2016-07-14-


7月12日。育ってはいます。
育ってはいるけれど、
他の人の成長と比べるとどうもまだ頼りない。
日当たりもいいし、
水も毎日あげているけれど。
マンション5階で風が少し強いので、
一株にまとめてあげたほうがいいのかな。
そして、週末4日間、
また留守番させるのがとても心配。
たっぷり水を入れて、
室内の窓際で待っていてもらおうかな。
どうしても人と比べてしまう、
弱気なお父さんの気分です。

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週末の4日間、お留守にするのですね。
ちょっと心配ですが、
まだ、稲の大きさがそれほどでもないので、
お水を満杯にしてあげて、
さらに
水を満たしたペットボトルを2本くらい、
逆さに突っ込んでおくと、いいかも?

その際、万が一、
ペットボトルの「レンズ効果」で
火災が発生しないように、
ペットボトル全体を
何かで覆っておくと安心だと思います。

あと、置いておくところは、
できれば、屋外のほうがいいと思います。
日光や風通しのことがありますので。

2016-07-12-


7月3日。7月に突入。
毎日見ているので、
あまり変化がないように思えるけど、
よくよく見ると、順調に分けつが進んでいる。
以前は風に吹かれると、
ポッキリと折れてしまいそうで、
心もとない感じだったけど、
今では風になびく姿を見て、
清々しささえ感じるほど、頼もしくなった。
若干、茶色くなっている葉が気になるけれど、
このまますくすくと育ってほしい。