2016-07-01-

こんにちは、田んぼチームの田口です。

7月になりました。
ほぼ日の屋上にある田んぼキットの稲も
すくすくと育っているのですが、
それに加えて僕は、知り合いの人たちと一緒に、
家の近所の農家さんの田んぼを借りて、
お米を育てることにしました。


田植えをしたのは6月はじめ。


これが稲の苗。
ふっさふさで元気!


早速、裸足になって田んぼの中へ。
泥のぬるぬるした感触をあじわいながら、
苗を手に一列に並びます。


まっすぐに植えないと機械で刈り取りができないので、
田んぼの端から端にロープをぴんと張って、
そのロープに等間隔で貼られた赤いテープを目印に、
手で苗を植えていきます。

ひとつ植えては一歩下がり、ひとつ植えては一歩下がり。
かなり地道な作業ですが、
はじめての田植え、すごくたのしい。


途中からどろんこ遊びをはじめる子どもたち。
気持ち良さそう。


そして、汗だくになりながら、
1時間半ぐらいかかってぜんぶ植え終わりました。
ふー。

さあ、この稲はどんなふうに育っていくんでしょうか。
ほぼ日屋上の稲と合わせて、
ときどきお知らせしていきます。

2016-07-01-


6月27日。ここ数日、気温も上がり
雨も適度に降っているせいか、
原宿田んぼの稲たちはものすごく元気です。
茎も立派な太さになり、
分げつも盛んで葉っぱの緑も濃く、
生命の息吹を感じます。
原宿田んぼは小池精米店の屋上にありますので、
日射しを遮るものはありません。
今日も一日、日射しを独り占めして
すくすくと育ってます。

2016-07-01-


6月19日。先週、ほぼ日の奥野さんから
「なるべくはやめに
 田植えをしてあげるといいと思います!」
というアドバイスをいただいたので、
あわてて田植えをしました。
3株植えが功を奏するかどうか。

小さな袋に入った種だったはずなのに、
一ヶ月でこんなにも大きくなったんですね。
生まれた頃から育った家を出て、
都会で一人暮らしを始める我が子を見送る
お父さんの気分です。


6月25日。田んぼを日当たりばっちりのところに
留守番させて、北海道に来ました。
ちゃんと元気にしているか、気になります。
美瑛の青い池も、なんだか田んぼに見えました。


6月27日。帰宅して、真っ先に田んぼのところへ。
曇っていて日当たりが良くなかったのか、
少し頭が垂れていましたが、
元気な緑色をしていて一安心。
なかなか子離れできないお父さんの気分です。

2016-06-27-


6月18日。雨入りしたそうで、
雨ざらしになると稲がだいぶ深水になっている。
雨の勢いで一度は倒れかけたものの、
すぐに復活。
しゃっきりと姿勢を正してくれた。
朝は「陽当たりが悪いな〜」と感じていたけど、
日中は意外にも陽が当たっているようで一安心。
ところで、当初は「苗」と呼んでいたのに、
いつの間にか
「稲」と呼んでいることに気づいた。
田植えする前までが「苗」で、
田植えをしたら「稲」になる
(6月11日は田植え後にもかかわらず、
 「苗」と呼んでいたけど)。
秋になったら「籾」ができて、
籾がらを外すと「お米」になる(気が早いけど)。
小さな子どもを持つ親が
「今のこの瞬間は二度と来ないんだから
 子どもと一緒にいてあげたい」
と言う、あの気持ちが
なんとなくわかるような気がする。

2016-06-20-


5月29日。おどっているよう。


きれいな一本線。


空へ。

2016-06-15-


6月13日。
稚苗状態ですが、背丈も伸びてきたし、
早く広いところに移植してあげたい!
と思い、早々に「本田」へ。

実は小池精米店では
他にもバケツ稲の栽培を行っているのですが、
それと比較すると
背丈は兎も角、
やや「ヒョロッ」としています。

最近気候も暑くなってきましたし、
これから追い込みですね!

2016-06-14-


6月6日。
出張のため、友人宅に預けていた我が子が
家に返ってきました。
成長の速さに驚きつつ、葉の先が垂れていたり、
先っぽが少し茶色くなっていたりと、
クラスメイトに比べて
元気が無いように見えてしまうのは、
親の目線だからでしょうか。
水が足りないのか、日当たりが強すぎるのか。
我が子の成長を
ドキドキしながら見守るお父さんの気分です。


6月13日。
先週すこし元気のなかった苗ですが、
霧吹きでの水やりを少し多めにすると、
ご機嫌を取り戻してくれました。
そろそろ4週間。
田植えの時期が迫っているのでしょうか。
プラスチックコップでは
もうおさまりきらない生命力に、
すっかり一人前になった我が子を頼もしく思う
お父さんの気分です。

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柳瀬さん、ありがとうございます。

稲くんたちを拝見したところ‥‥
これはもう十分に「田植え」可能です。

なるべくおはやめに
田植えをしてあげるといいと思います!

田植えを終えたら、
なるべく「陽の光」に当ててあげて
「お水」を切らさないよう、
どうぞ、よろしくお願い致しますね。

2016-06-14-


6月6日。田植え後、どうも元気がない苗。
田植え前は
陽当たりの良い室内の窓際に置いていたけど、
苗の様子を見ていると、
どうやらわが家のベランダは
陽当たりがすこぶる悪いらしい。
お隣の一軒家は、
門の前の私道に植木鉢をいっぱい置いていて、
どれも元気。
勇気を出して「置かせてもらえませんか?」
と聞いてみたいけど、
なかなか言い出せずに日々が過ぎる。


6月11日。枯れてしまわないだろうか?
と不安な毎日。ベランダ内で
少しでも陽当たりの良い場所を
探しているものの、
どこに置いても、さほど変わらない。
ところどころが茶色いまま。
隣で育てているサボテンは元気なのに。

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柏木さん、ありがとうございます。

稲、ちょっと心配ですね。

柏木さんは、本物の田んぼで
田植えのご経験がおありになるので
この姿に、心配してくださっていると思います。

でも、経験上、これくらいの感じは、
まま見受けられる範囲内かな、と思いました。

おそらく、陽の光があたらないことで
田んぼ水温が低いのが
生育のよくない大きな原因かなあと思います。

今後、気温が上がってくることで
稲自体も、たくましくなっていく気がします。

もうすこし、
ようすをみていただけますでしょうか。

どうぞ、よろしくお願い致します!

2016-06-03-


5月23日。気づくと、1本の苗から葉が2枚に。
丈が長いわりに、まだ3葉にならず。
「徒長」してしまっている模様‥‥。
何が悪かったのかなあ??


5月24日。みんな2葉になってきた。
背が高く、だいぶひょろっとしてきた。
暑い日が続くせいか、ぐんぐん伸びる。


5月28日。今日は仕事が休みだったので、
やっとやっと田植えができた。
種まきから17日も経ってしまった。
私の仕事の都合など関係なしに、
植物はぐんぐん成長する。
専業農家も大変だけど、
兼業農家も大変だなあ。
田植えを済ますと
ちょっぴりほっとするのは
大きな田んぼも小さな田んぼも変わらない。
それにしても、
こんなに長い苗を植えたのは初めて。
ちゃんと土に根付いてくれるといいな。

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※徒長‥‥植物や作物の茎・葉や植木の枝が
    栄養や日照時間の関係で、むだに伸びること。

2016-06-03-


5月30日。先週に引き続き、出張のため
近所に住む友人に我が子を預けています。

友人から
「芽が出てきた!」というメールが届いてから
一週間。

なんとまあ立派に育って、
もう我が子なんて呼べないような面持ちに。

単身赴任のため息子の成長を写真で知る
お父さんの気分です。